my caddie 編集部です。
ミズノグラインドオーダー会をご存じでしょうか。
経験豊富なミズノのクラフトマンがゴルファーの要望を聞きながら、目の前でアイアンやウェッジを研磨し、こだわりの一本を作るというものです。
今回は実際に岐阜県のミズノテクニクス養老工場で行われたメディア向け体験会に参加してきました。
このミズノワークカーと呼ばれるツアーバンは国内女子ツアーの会場を転戦しており、グラインドオーダー会では、このツアーバンが全国のミズノ取扱店舗に行脚し、佐竹クラフトマンが目の前で削って下さいます。
オーダー会の流れとしては、まずワークカーが訪れる予定の店舗でフィッティングを行います(あくまで新規購入なため、すでに持っているミズノのウェッジやアイアンを削ってくれるわけではありません)。
その店舗では事前に削りを入れたサンプルがあるので、スタッフさんに自分の気になる部分を伝えます。そして、実際にワークカーが来る日に佐竹クラフトマンと相談しながら、さらに細かく調整をします。
体験会ではMizuno Pro 241の7番アイアンを使って研磨作業が行われました。
筆者もいくつか要望を出してみました
①トップブレードの厚みを薄くしたい
②シャフトからリーディングエッジがまっすぐ見える様にしたい
③ヒールの抜けを良くしたい
多くの要望を出しましたが、そこはツアープロから絶大の信頼を寄せられている佐竹クラフトマン。手早く研磨し、あっという間に調整して頂けました。
お分かり頂けますでしょうか?
トップブレードの厚みが薄くなって、さらにトゥ側の先端の丸みをなくすことでよりスッキリ見えます。リーディングエッジも研磨前と比較すると違いが分かると思います。
なお、アイアンセットの場合、その場で削るのは7番のみ。残りの番手は後日、養老工場で削るとのこと。完成まで2~3か月かかりますが、途中で工場からヘッドを郵送してもらい、研磨の具合を確認できることもグッドポイントです。
世界が認めた匠の手により、世界に一本のクラブが手に入るのはゴルファーにとって、この上ない喜びだと思います。オーダー会では佐竹クラフトマンからツアープロのお話が聞けるかも?しれません。
■グラインドオーダー会(完全予約制)
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