キャロウェイアイアンの特徴と言えば人工知能|おすすめモデルは?【2024年7月】
キャロウェイはゴルフクラブの製造において長い歴史と豊富な経験を持つメーカーです。特にアイアンに関してはツアープロのみならず多くのゴルファーから高評価を受けています。この記事では、キャロウェイアイアンの特徴などを紹介します。
キャロウェイのアイアンは、ROGUE(ローグ)ST、PARADYM(パラダイム)、APEX(エイペックス)、EPIC(エピック)、BIG BERTHA(ビッグバーサ)、X FORGED(エックスフォージド)などシリーズが豊富。初心者から上級者まで幅広く対応しているため、あなたに合うアイアンが見つかるはずです。
キャロウェイがAI(人工知能)の導入をスタートしたのは2016年。最初はボールとアイアンで、2017年にはドライバーの開発でもAIの使用が開始。そして、2019年に発売されたEPIC FLASH(エピックフラッシュ)シリーズのドライバーに初めてAIフェースが搭載されました。
そのAI技術は他の製品にも活用され、例えばパラダイム Aiスモークアイアンに搭載されたAiスマートフェースは、どんな打ち方、どんなインパクトであっても、マイクロディフレクション(無数のたわみ)が最適な弾道にしてくれて、ミスヒットもカバーしてくれるようになりました。
キャロウェイのアイアンは中古市場でも人気があります(つまり下取り価格が高い)。段々とスキルアップすると、初心者向けではなく中級者や上級者向けのアイアンに変えたいとなりますよね?
その時に今まで使ってきたアイアンをけっこういい値段で売ることができるため、次に買うアイアンの足しにすることができます。
一般的なビギナー用アイアンはあまり高く売れないこともありますが、大手で人気のあるキャロウェイの初心者向けアイアンなら問題はないでしょう。
キャロウェイの主なアイアンシリーズの特徴は下記の通りです。
ローグST:AIテクノロジーを駆使し、打ちやすさと優しさを追求。球が上がりやすく、ミスヒットにも強い。初心者・中級者向け。
パラダイム:ボールスピードが出やすく、ミスヒットにも寛容。初心者・中級者向け。
APEX:AIデザインのフェースカップと軟鉄素材でコントロール性能と打感が良く、飛距離も安定する。中級者・上級者向け。
エピック:飛距離重視の高性能モデルなので価格はやや高め。初心者・中級者や飛ばしたい人向け。:
ビッグバーサ:直進性が高く、大きめのオフセットとワイドソールでやさしい設計。初心者・中級者や安定した飛距離を求める人向け。
Xフォージド:軟鉄鍛造でやわらかい打感と高い操作性がある。プロや上級者向け。
アイアンのヘッド形状は主に、マッスルバック、キャビティ、中空に分かれます。>
マッスルバックアイアンは上から見ると刀のように薄いという特徴があります。
ヘッドが小さいため抜け感や操作性が高いです。一方、スイートスポットが狭いことから飛距離ロスに繋がるなどミスショットが出やすいため、高いスイング力が求められます。
キャビティアイアンはフェースが大きく、低重心設計なのが特徴です。
フェースとスイートスポットがラージで捕まえやすく、芯を外しても大きな飛距離ロスにならず、方向性もブレにくいので初心者におすすめです。一方、わざと曲げたりはしにくいです。
中空アイアンは、ヘッドのセンターにある空洞によって重心が後ろ側になることから、ヘッドの動きが安定して直進性が増します
モデルによってはマッスルバックアイアンのような見た目をしているので、マッスルバックに憧れを持つゴルファーにおすすめ。一方、打感はマッスルバックやキャビティに比べて独特なので、気に入らない人もいるでしょう。
ヘッド底の部分で地面に当たるパーツがソールです。
ソール幅が広いと低重心になり、ダフってもあまり飛距離ロスにはならず、ボールも上がってくれます。
ソール幅が狭いと抜けが良かったり、操作性も良かったりするのですが、ダブりなどのミスがそのままミスになるため、初心者にはソール幅が広いアイアンがおすすめです。
ソール幅の広いアイアンを使いこなせるようになったら、ソール幅が少し狭いセミキャビティに切り替えてみるのも良いでしょう。
近年のアイアンはストロングロフト(7番で26度など)なことから、飛距離が出るのは大きなメリットですが、アイアンが飛びすぎるとその他のクラブとの差が開きすぎてアンバランスになります。
ロフト角の間隔はなるべく均等になるよう選ぶか、初心者はウェッジまで含まれている、あるいは単体での購入が可能なアイアンセットがおすすめです。
アイアンシャフトは主にスチールとカーボンに分けられます。
パワーヒッターやスイングスピードが速い人にはスチールシャフト、軽量でしなることから初心者や非力な人にはカーボンシャフトがおすすめです。
また、スチールとカーボンを混ぜたシャフトもあり、スチールのしっかり感とカーボンのしなり感の両方を適度に感じたい人や、スチール、カーボンのいずれもしっくりこない人はハイブリッドシャフトを試してみるのも良いでしょう。
2024年に向けて開発されたAiスマートフェースにより、どんな打ち方、どんなインパクトであっても、マイクロディフレクション(無数のたわみ)が最適な弾道に変えてくれて、ミスヒットもナシにしてくれるかも?
標準モデルの「PARADYM Ai SMOKEアイアン」では、特にディスタンス性能に注力。中空構造を採用しており、マッスルバックのような見た目ながら、やさしさも段違いです。
Xフォージドは音、打感、外見と細部までこだわるゴルファー向けの軟鉄鍛造ブレードアイアンです。
ヘッド形状はシンプルなキャビティバック、コンパクト、少ないオフセット、刀のように薄いトップブレード。また、ソール形状にも特徴があり、リーディングエッジ側とトレーリングエッジ側に面取りを入れたトライレベル・ソールデザインにより、抜けの良さは抜群。さらにヘッド重量がやや軽めにされているところも注目です。
待ってましたよ…18年モデルから6年余。
今回は拘りのポイントが多く、打感や打音に加えて、ソールの削り、ヘッド重量まで変わりましたね。試打クラブ入荷日の翌日に試打に行き、先行予約の優遇を受けて買い替えに至りました。何故か飛ぶんですよね…不思議ですが。その場でT150、ZX7MK2、の3つで比較した結果、7番だけではありますが1番飛んだのはZX7で、次にこのX forged。その差はキャリー1yないくらい。4yくらいT150が飛ばない。にしても、T150だってキャリー160yは超えてますから飛んでますが。計測はトラックマンです。ヘッドスピード39くらいなので、飛び系じゃないスタンダードロフトなら、素晴らしいです。打感はやはりこれは、あの某有名なE社が手掛けただろうと思う打感で、柔らか過ぎるくらいの感触。顔はT100とT150の間くらいで、輪郭はシャープでほんの少し感じるグースがめちゃ構えやすいです。シャフトは計測上はモーダス105の方が良かったものの、今回はヘッドも軽くなってるので、興味があったDG MIDにしました。手元は割と確りで最後に少し走る。緩いKBSツアーみたいな感じかと。ショートアイアンとか見たかったのですが、待望のモデルだったので予約しました。抜けについては、芝から打ちたいものの、マットの上からでも明らかに分かりました。抜け過ぎて飛ばないかと思ってましたが、削り方なのかSRIXONのVTソールみたいな役割もありそうで、インパクトでロフトが立ちます。トラックマンのダイナミックロフトは22度でアタックアングル−3度くらい。落下角は48度なので、充分なら数値でした。今作は、色々と拘りがつまっていて、やたら振りやすくて打感と音が最高に良かった、のが印象です。アジア限定だそうで、USPGAでは使うプロを見ることは無さそうですが、国内の女子プロは早くもスイッチしてるみたいですね!間違いないモデルなので、みなさんにおすすめ。ちなみに、私の場合は何故かSTARは上手く打てなかったです…
APEX PROシリーズのPROアイアン、CBアイアン、MBアイアン、UTアイアンは、全てにキャロウェイ独自のタングステンプレートを搭載するなど、飛距離、弾道、寛容性のバランスをそれぞれに最適化。高いレベルでの幅広い要望に適切に対応したシリーズになっています。
X-forgedと散々迷った挙句、ワンピースアイアンだと飛距離不足なのでこちらを購入し、本日本番デビューしました。
鳥かごで試打した時の打感の良さ、柔らかさは感じきれませんでした(単に使い慣れていないだけですが)。
店頭で見ていた時は照明の加減?か気づかなかったですが、マッスルタイプの割に面長なので、購入検討されている方はお気を付けください。一般的なアスリートモデルのラインアップを揃えるメーカーのトップモデルの顔つきではなく、二番目に位置するモデルのフェイスデザインに見た目が近いです。
私的にはシャフトが合っていないので、だんだん慣れてきて操作性を感じ取れるようになるのを待ちます。
キャロウェイのアイアンは、その豊富なラインナップやAI設計などにより、初心者からツアープロまで幅広いゴルファーに対応しているので、アイアン選びに迷ったときはキャロウェイのアイアンを候補の一つに入れると良いでしょう。