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中空アイアンの選び方・メリットやデメリット|おすすめモデルは?

更新日:2024/09/02 16:49
中空アイアンの選び方・メリットやデメリット|おすすめモデルは?
(C)Getty Images

 

中空アイアンは、伝統的なソリッドアイアンと現代的なキャビティバックアイアンの利点を組み合わせた設計が特徴です。そのユニークな構造により、優れた飛距離性能とコントロール性は、幅広いレベルのゴルファーに適しています。

この記事では、中空アイアンの基本的な特徴から選び方のポイント、さらにはメリット・デメリットについて詳しく解説します。

中空アイアンとは?

中空アイアンは中が空洞になっているクラブです。この中空構造により、重量バランスが最適化され、スイートスポットが広がります。特にミスショットに対する許容度が高く、飛距離が出やすいです。

また、最近の中空アイアンは見た目もシャープでデザイン性に優れています。やさしく扱うことができる中空アイアンは、飛距離と安定性を求めるプレーヤーにとって魅力的なオプションになります。

中空アイアンの選び方

ヘッド形状

中空アイアンのヘッド形状は主にブレード型、キャビティバック型、セミキャビティ型に分けられます。

ブレード型は上級者向けで、薄いフェースと小さなヘッドが特徴です。操作性が高く、打感も良いですが、ミスショットには厳しい面があります。

キャビティバック型は、中級者から上級者向けで、ヘッドの裏側にへこみがあるため、重心が低く、スイートスポットが広いのが特徴。これにより、ミスショット時でも比較的安定した飛距離が得られます。

セミキャビティ型は、ブレード型とキャビティバック型の特性を兼ね備えたもので、適度な操作性と許容性を持ち、幅広い層のゴルファーに対応します。

ロフト角

中空アイアンはストロングロフトなモデルが多いです。コントロール性重視の中空アイアンなら7番で30度ほど、飛距離重視の中空アイアンなら7番で26度など幅広いので、14本のロフト間隔を考えながら、中空アイアンを選ぶ必要があります。

ソール幅

広いソール幅の中空アイアンは、低重心でボールが上がりやすいので、ミスショットが少なくなり、飛距離も出しやすいです。特に初心者や中級者にとって、ソール幅が広いというのは安心感に繋がります。

一方、上級者にとってはソール幅の狭い中空アイアンが適しています。細かいショットコントロールができるようになり、硬い地面や芝が薄い状況でも抜けがいいためナイスショットに繋がるでしょう。

シャフトの素材

中空アイアンのシャフトの素材は主にカーボンとスチールです。

カーボンシャフトは軽量でしなりやすいのが特徴です。軽い感じでスイングをすることができ、しなりも使うことができるので、ヘッドスピードが速くなりやすいほか、ボールも高く上がります。よってカーボンシャフトは初心者におすすめです。

一方、スチールシャフトは剛性が高いことから、ものすごいパワーがかかってもヘッドのブレはカーボンシャフトに比べたら少ないです。従って、スイングスピードが速い方やパワーヒッターに向いています。

中空アイアンのメリット・デメリット

メリット

中空アイアンは内部が空洞になっているため、軽量でありながら高い強度を持っています。この独自の構造により、以下のような多くのメリットがあります。

まず、軽量なので、スイングがやさしくできます。また、低重心なので、ボールが高く上がりやすく、飛距離を出しやすいです。

さらに、ミスショットにも強く、ショットが安定しやすいのも特徴です。特に、オフセンターヒットでも許容範囲が広く、スコアメイクがしやすくなります。

デメリット

中空アイアンのデメリットは以下の通りです。

まず、価格が高めであることが挙げられます。有名メーカーの中空アイアンは、初心者が手に入れるには少し高いかもしれません。

次に、打感がやや鈍くなることがデメリットです。中空構造は手に伝わる感じがあまりないため、フィーリングを重視する繊細なゴルファーには、ショットの感覚を掴みにくいと感じることがあります。

また、修理や交換が難しい点も考慮すべきです。中空アイアンは特殊な構造を持つため、一般的なアイアンと比べて修理が難しく、交換部品も手に入りにくいことがあります。

最後に、重量バランスが独特であるため、扱うのに慣れるまで時間がかかることもあります。

おすすめの中空アイアン

ピン i525アイアン

ピン i525アイアン

ピンのi525アイアンはブレード型の特徴であるシャープな形状に飛びとコントロール性能を追加したモデル。高弾道の飛びと寛容性を兼ね備え、確実にピンを狙える新しい飛び系アイアンです。極薄で高強度のマレージングC300フェースにより最大の初速とキャリーを発揮します。

i525 アイアンのクチコミ評価
7
ロフト角「20°」、シャフト「MCI100」、シャフト硬度「S」

打点位置のブレに強い。
スコアラインがある場所ならどこに当たってもまっすく飛んでいく印象です。スイング軌道を変えれば普通に曲がるのでスライスやフックがしなくなるというわけではないです。
高弾道・高初速で飛びます。
アイアンはロフトとシャフト長が同じなら飛び系でもクラシックロフトでも飛距離は大して変わらないと思っていましたが、想定距離より5y以上飛ぶ印象です。アイアンもフェースで飛距離が変わる時代になったんですね。
打感
感触はまずまずですが、打音がいまいちな印象。文句を言いたくなるほど悪いわけではない。

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オノフ フォージド アイアン KURO

オノフ フォージド アイアン KURO

オノフ フォージド アイアン KUROは、高弾道で飛ばせて、ピンを狙える高機能な中空フォージドアイアン。オノフ契約プロの監修のもと開発された「一打へのこだわり」を持ち、番手ごとにベストなクラブでやさしく、正確に狙うプレーヤーに最適です。セミオートマチックな中空アイアンが、さらなる高弾道と飛距離で、もっとやさしくピンを狙うことができます。

オノフ フォージド アイアン KURO(2023)のクチコミ評価
7
ロフト角「24°」、シャフト「N.S.PRO MODUS3 TOUR 115」、シャフト硬度「S」

ミズノプロ223はとても良いアイアンなのですが自分の腕前では練習場では良くてもコースに行くと。。。
方向性と寛容性を求めて買い替えの第二候補だったので試打しました。
試打結果は満足できる内容でした。
飛距離は若干UPしました。方向性は直進的です。高さはミズノプロ223以上!寛容性は格段に良い!!
買っちゃいました。

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タイトリスト T400 アイアン

タイトリスト T400 アイアン

タイトリストのT400アイアンは、「もっと高く、もっと遠くへ、もっとやさしく」という日本人が求めるアイアンを追求した中空アイアン。特にT400アイアンのヘッドはTシリーズの中で最大。高い打ち出しとフェースの広範囲で発揮される高いボールスピード性能により、やさしく遠く、真っすぐにボールを飛ばします。。

パラダイム Ai スモーク アイアン

パラダイム Ai スモーク アイアン

キャロウェイのパラダイム Ai スモーク アイアンはマッスルバックのような見た目ですが、Aiスマートフェースの効果とともに、抜群のやさしさを実現した中空アイアンです。、全番手には優れたフィーリングをもたらす同社独自のウレタン・マイクロスフィアを内蔵しています。

フォーティーン HI-540 フォージド アイアン

HI-540 フォージド

フォーティーンのHI-540 フォージドアイアンは、「ミドルアイアンをやさしく、打ちやすく」をテーマに開発された実戦型の中空アイアン。ストロングロフト(7番でロフト28度)設計ながら、中空構造により、単純にやさしく上がって飛ぶだけでなく、グリーンに止められるのが特長です。

HI-540 FORGED アイアンのクチコミ評価
5
ロフト角「20°」、シャフト「mci80」、シャフト硬度「R」

冬用に購入しました。番手は7〜9でP・P/AがTC560としました。打感は悪くないですが、中空の為か少し乾いた感じで好みは分かれるでしょう。番手は1番手分立っていて、距離感を合わせれば楽に狙って飛ぶアイアンです。購入して良かったです。

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まとめ

中空アイアンのその構造と特性から、初心者から上級者まで幅広い層のゴルファーに好まれていますが、選ぶ際にはいくつかのポイントに注意する必要があります。

この記事では、中空アイアンの特徴や選び方、メリット・デメリットについて詳しく解説しました。中空アイアンのヘッド形状やロフト角、ソール幅、シャフト素材、重量などを考慮することで、自分のプレースタイルやスキルに最適なクラブを選ぶことができます。

メリットとしては、飛距離の向上やミスショットの軽減が挙げられ、一方でデメリットとしてはコストが高めであることや、フィードバックの少なさがあります。これらの情報を踏まえて、あなたのゴルフライフをさらに向上させるための中空アイアン選びに役立ててください。

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