my caddie 編集部です。
イタリア発のレザーゴルフシューズ「9.2 GOLF PRO(ノーベ・プント・ドゥーエ ゴルフプロ)」2025 NEW COLLECTIONの展示会に行ってきました。
このシューズは、イタリア在住のデザイナー兼オーナーのカルロ・キオンナ氏が、プロゴルファーである兄のために「履いた瞬間に足になじむレザーシューズ」を企画し、2019年に誕生させたもので、皮製品で有名なイタリアのマルケ州で製造されています。
クラシカルな中にも明るいカラー使いやモード性ある遊び心の高いファッション性を持ち、機能性にもこだわり、ソールを徹底的に研究。快適なラウンドをサポートする軽く柔らかいはき心地に加え、イタリアらしいオシャレなデザインを取り揃え、「ゴルフに人生に彩りを」をコンセプトに展開しています。
注目すべきはその製造方法。イタリア熟練職人の技が凝縮した極上のゴルフシューズは、すべてハンドメイドのため、1日わずか15足しかできないほど、丁寧に作り込まれています。アッパー部分を約5~6時間、アウトソールを1~2時間かけて、1足を縫い上げているそうです。アウトソールを前・後・中と3分割することで、足裏への密着感を高めています。
また、手で捻れるほど柔らかいソールのため、スイングの動作中にも、靴のひねりができるため、下半身に粘りが効き、踏ん張ることができ、より力強いスイングが可能になるとのことです。2025年モデルからは、ソールの素材が強化され、グリップ力がさらにアップ。安定感を高め、飛距離アップにも貢献します。
ソールには、断熱作用がある特別なEVA素材を使用し、夏は蒸れず、冬場は冷たさを防げます。トップにはレザーを使用しているため革の通気性が働き、常に快適なプレーが可能で、蒸れないため、臭いも気になりません。
そして、デザイナーが徹底的にこだわった、まるでオーダーメイドのようなフィット感も実現。インソールに形状記憶シートを使用し、履けば履くほど足になじみ、疲れにくい性能を発揮します。
極上のレザーなため、シワもできにくく、汚れもつきにくいとのこと。詳しいお手入れ方法も同社のホームページで示唆しているため、今まで「革のシューズは手入れが大変そう」と感じていた人でも、安心して愛用できるようになっています。
2023年3月から、スニーカー販売を得意としていた大磯産業が日本の総代理店として販売を開始。きっかけは、9.2 GOLF PROのファション性に惚れ込んだことと、25年前に代理店ビジネスを共にスタートしたブランドのアシスタントの女性が、カルロ氏のパートナーだった縁もあり意気投合し、総代理店となったそうです。
レザーシューズの価格は6万9,300円からと、決してお安くはないのですが、シューズを製作しているイタリアの工場は、名だたる有名ラグジュアリーブランドの製品製作も手掛け、そのクオリティの高さには定評があり、それだけの価値を感じられるシューズとして、注目を集めています。
代表の大磯隆重氏は「とにかく、従来のレザーゴルフシューズの概念を変える、柔らかで心地よい履き心地と最高級のクオリティを多くの人に体感して欲しい」と語り、今後はポップアップストアや、ゴルフ場でイベントを開催し、より多くのゴルファーにその存在を知らしめるとしています。
今回の展示会で、2025年モデルとしてラインアップされたのは8モデルで、2025年4月より同社のECサイトを通じて販売開始する予定です。大量生産ができないため、オーダー後に製作するケースも多く、納品までに長期間を要してしまうこともあるそうですが、自分だけのシューズを手にする喜びは待つ時間すら楽しく感じさせてくれそうです。
■9.2 GOLF PRO
https://92golfpro.jp/
■問い合わせ先
大磯産業株式会社 9.2GOLF PRO PRESS
TEL:03-6438-9211
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