2月7日発売のテーラーメイド2025年モデル「Qi35」ドライバーを試打してみた
my caddie 編集部です。
テーラーメイドの2025年モデル「Qi35」シリーズの発表会が8日、都内で行われました。
今回ラインアップされたのはQi35、Qi35 LS、Qi35 MAXのドライバー、Qi35、Qi35 MAX、Qi35 TOURのフェアウェイウッド、Qi35、Qi35 MAXのレスキューに加え、Qi35 MAX LITEのドライバー、フェアウェイウッド、レスキューのメンズ、レディスモデル。
これらが2月7日発売で、さらにQi35 MAX LITE アイアンが、少し遅れて3月14日に発売と盛りだくさんな内容でした。
カーボンウッド第4世代となるQi35シリーズは、FORM(デザイン)、FUNCTION(テクノロジー)、FIT(フィッティング)の3要素を徹底的に追求し、前作のQi10を超える飛距離とやさしさを誰もが体感できることを目的に開発されました。
中でも3つ目の要素であるFITに関しては、Qi35フィッティング専用ヘッドを開発。これは、フェースに反射型フィッティングマーカー6点を内蔵したヘッドで、ヘッドスピードやミート率、軌道、フェース向き、ボールのインパクト位置などの情報を収集することが出来るアイテム。
テーラーメイドの直営店11店舗に常設されるほか、フィッティングイベントなどにおいても、多くのゴルファーが試せるそうです。これを使うことで、ゴルファー自身のデータ解析が可能になり、どんなドライバーを選べば、ベストなパフォーマンスを発揮できるようになるのかが分かりやすくなるそうです。
また、Qi35には2か所、Qi35 LSには3か所の着脱可能なウェイトを搭載。入れ替えることで、重心位置などを調整することができるように。また、シャフトラインアップに関しても、元調子、中元調子、中調子、軽量の先中調子まで、4種類の純正シャフトを用意し、アップチャージを気にすることなく、自分にベストなシャフト選びができます。こういった要素からも、よりフィッティングの幅を広げたシリーズという印象を受けました。
そんなQi35 ドライバーを、ツアープロ予備軍である薮下真衣選手に試打してもらいました。フィッティング用のヘッドで、データを取りながら、テスト。限られた時間だったので、全てを試すことはできなかったのですが、実際に打ってみた感想を話してくれました。
「弾き感のある打感で一生懸命振らないでも、しっかりと飛距離が出ていました。様々なタイプのゴルファーに合わせられるように、色々な調整ができるのですが、今回はノーマルのQi35で、前後のウエイトを入れ替えて打ってみました。
データにも表れましたが、私は後ろに重さがあるほうが振りやすさを感じられて、飛距離も出ていました。ウェイトを入れ替えただけで、自分が振った時の感覚がすごく違っていたので、ウェイトだけで振り心地にこんなに影響するのかと驚きました。
じっくりとフィッティングすると、自分にはどんなモデルが合っているのか分かると思うので、多くのゴルファーに試してみて欲しいです」
薮下真衣(やぶした まい)
1998年5月生まれ。広島県出身。B型。同志社大学女子ゴルフ部在籍中はキャプテンを務め、人気テレビ番組「ゴルフサバイバル」2023年1月の陣で優勝を果たした実力者。LPGAプロテスト合格を目指しながら、工房にてクラフトウーマンの経験もあり、ギアに関する見聞も広めている。