長年使用していたキャロウェイのヘブンウッド４Ｈから乗り換えました。ヘブンウッドは弾きの良さととチーンという音が気に入っていましたが、左に行きそうな構えづらさが難点でした。それと、ＰＩＮＧ使いなのでＰＩＮＧのユーティリティを使いたいという気持ちもありました。さて、ｉ１５ハイブリッドですが、フェイスがスクエアでとても構え易いクラブです。打感は柔らかく、ヘブンウッドの弾き系に対して球との接触時間が長く感じますので、上級者であれば球筋を操作しやすいクラブではないかと思います。球も高からず低からずの中弾道というところで、スイートスポットも上下左右ともに狭いとは感じません。打球音はいわゆるバシッという感じて、好ましいものです。AWTスティールのＳはＮＳ−ＰＲＯ９５０に比較して持ち重りを感じさせず、適度な粘り感もあり自分にとっては振りやすいシャフトです。（アイアンはＡＷＴ−Ｘを使用中です。）ｉ１５ハイブリッドのヘッドは弾き系ではないので飛距離的には特に飛ぶクラブとは言えないと思います。一点注文があるとすれば、黒いヘッドカバーが地味すぎるのでもっとデザインを考えてほしいと思います。

ご存知その昔ジャンボ尾崎やニックプライスが使用していた２ピースボールで、当時は定価も８００円？したものです。開発時期は古いものの、今をもってその中身は素晴らしく（表面の印刷などの意匠面を除く）、特に（中級者にとっては）スピン性能と打感が素晴らしいと言えます。とりわけ、パットとアイアンの打感が好ましく、適度な重みと芯を併せ持った柔らかさが何ともいえない心地よさを感じさせます。飛距離性能では、少々アゲインストに弱いとか、サイドスピンが多めとかの評価を見たこともありますが、自分にとっては気になるほどではありませんし、十分満足感を満たすレベルにあります。競技志向の上級者でも使用している方が少なからずいらっつしゃるとのことですから、決定的なマイナス点ではないと思っています。何はともわれ、これほどのボールが１ダース１５００円程度で購入できるのが嬉しいですね。（一時はダース９８０円で販売していたけど・・・。）

普段はピナクルゴールドの蛍光イエローを使用していますが、コンペの賞品でもらったレイグランデ Power Driveイエローをコースで使用してみました。１２月の寒い日でしたがこの時期の使用としてはショットもパットも好ましい打感といえるものでした。飛距離はおそらくピナクルゴールドの方が飛ぶだろうとの印象をもちましたが、冬場はレイグランデのイエローを使いたいところです。スピン性能はこの手のボールとしてはごく普通というところで、もっぱらピッチエンドランでアプローチする自分としては及第点を付けられます。

打感は少々硬めですが（この打感をを好む人もいると思いますが）、これは間違いなく飛びます。スピン性能も中級レベルの私が使用する分には十分及第点レベルです。フェアウェイでは蛍光イエローがよく目立ちますので、同伴競技者のボールといち早く識別できるという意味で精神衛生上もグッドです。（ただし夏場のラフ中でのイエローは少し見つけにくいかもしれません。）１５個入りで２０００円弱というローコストも好印象ですね。

先行して同じモデルの３Ｗを購入し、気に入ったので５Ｗも購入しました。３Ｗと同じくスクエアフェイスで構えやすく、方向性の良いＦＷだと思います。オリジナルシャフトＴＦＣ−３００Ｆは結構しっかり感がありＳＲフレックスを購入しましたが、３Ｗと同じＳフレックスを選択した方が自分にはベターだったかもしれません。このシャフトはＳフレックスで６８グラムあるので、ドライバーに６０グラム程度のシャフトを挿している方には特にお勧めできると思います。

アイアンセットをＳ５６に変えたので、Ｍ／Ｂウェッジから乗り換えました。ライ角、グリップの太さも含めてオーダーできるところがＰＩＮＧのいいところですね。私はロフトも１度立ててもらいました。全体的なインプレはＳ５６と同様で、難しいことはありません。小顔ですが肝心のボールをヒットするスコアラインの幅はＭ／Ｂウェッジと同じですので、慣れればなんと言うことはありません。構え易いし、開いてもネックが気になりません。新溝の候補としてお勧めできます。

さして不満もなかったi3ブレード＋（CS-Lite-S）からの乗り替えで、ＵＳ製を購入しました。ソールは薄いし、シャフト重量が＋約10グラムでＸフレックスでは荷が重いかもと心配しつつ（難しければヤフオクで売ればいいやとのつもりで）購入しましたが、幸い杞憂に終わりました。タングステンウェートとデュアルスタビライジングバーの効果なのでしょうか、ミドルアイアンでも球がよく上がります。むしろショートアイアンではグースがない分球が上がりすぎるくらいなので、自身ハンドファーストにつぶしてインパクトするよう強く意識するようになり、自分としてはよい傾向と思っています。北海道方面の某ホームページでの評価を信用してAWTのＸフレックスを選択しましたが、正解だったと思っています。CS-LiteのSより重量が10グラム程度重いのですが、重心が手元寄りにあるせいなのか持ち重りを感じさせず、適度なしなり感があり振りやすいシャフトだと感じています。自分はユーティリティにNS-PRO950のＲを挿していますが、これとの違和感も特に感じません。打感は特筆すべきほどという程ではありませんが、そこそこ良いというところです。他メーカーのステンレスヘッドを使っている方でしたら、かなり打感がいいと感じるのではないかと思います。スイートスポットも思ったほどにはシビアではなく、少々外しても嫌な感じを受けることが少ないと感じています。（これがいいかどうかは人によると思いますが。）ＰＩＮＧにしては珍しく高級感を感じさせるデザインでかつ小顔なのに、実はさほど難しくないという、私のような見栄っ張り中級者の満足度を満たすアイアンだと言えます。

オリジナルシャフトＴＦＣ３００ＤのＳフレックスを購入しました。このシャフトのＳフレックスは結構ハードで、振動数は多分２７０くらい出るのではではないかと思います。ただ振ってみると決して棒のような感じというわけではなく挙動が素直でむしろ振りやすいシャフトだと思いますが、とはいうものの２３０ヤード以上打てる自信のない方はフレックスを落とした方が無難かも知れません。これまでラプチャーを使っていたこともあって打感は秀逸とはいえませんが、硬めだがそこそこ良い打感というところです。メーカーが言うようにスイートエリアは広く、少々芯を外しても早い初速で球が飛んで行くのが気持ち良く、コンスタントに平均飛距離を稼ぐことができます。このシャフトのＳフレックスに関していえば先調子のシャフトにありがちな球が吹け上がる気配がなく、中弾道一直線的な弾道が得られます。アゲインストにも負けにくい重めの球質が出るようになりました。ヘッド形状からして使用前は若干つかまりが悪そうな心配をもっていましたが、決してそのようなことはなくもともとドロー系が持ち球の自分にとってはよりストレート系に近い球が出るようになりました。特筆すべき点として、引っ掛けとチーピンが出にくいということが挙げられます。これまでだったら出球の方向からして左の林（あるいはＯＢ）というような際どい弾道も左への曲がりが抑えられラフに留まってくれるというシーンが増えました。以上、いいことずくめのドライバーですが、このシャフトのフレックスはＲ、ＳＲ、Ｓのそれぞれの印象（硬さ）がかなり異なるという指摘もありますので、購入にあたっては試打されることをお勧めします。