ＨＣ１までいった３７年間ゴルフを続けて来た人間から言わせてもらえば、多くのみなさんの言う通り、両方の弾を打ち分けるローシングルは私の廻りには皆無です。２３０〜２４０ヤードをフェアウェーに正確に打つ事が出来ればシングルどころか、競技ゴルファーにもなれます。それ以上、飛ばそうと、強く叩く悪癖をつけたり、無理に飛距離を求めたドローボールを打とうとする人でシングルの壁を越えられない人が私の周りにも多数います。２３０ヤード正確にドライバーを打てれば、届かないミドルはありませんし、ロングホールではファーストパットがほとんどバーディパットになるはずです。スコアはミスをなくす事で作るもので、ほれぼれするようなショットで作るものではないという事をいつも心がけてシングルを目指して下さい。

皆様のご意見、56歳HC2の私にも参考になるものが、多々ありました。私がプロや上級者のパッティグを見て、気づいた共通点は打った後のヘッドが低く出ているという事です。どうすれば低いヘッドが出せるかと悩み抜き、私が出した結論はアドレスの際、ヘッドを少しだけクローズドに構える事でした。クローズドに構えストロークすればフォローは低く出やすいという事です。誤解をされないようにお願いしたいのですが、クリーズドになったヘッドの先にカップがあります。しかしスタンスがクローズドという事ではありません。スクエアに構えつつ、肘の位置と手首の角度でクローズドを作ります。これら全ては決して極端な構えでなく、２〜３ｍｍの微妙な位置の話です。特にショートパットに有効に作用します。あまりレッスン書等には書かれていない事ですが、私はこれでHC2になりました。パターで悩んでおられる方の一助となればと思い回答しました。

各社から出ているスピン系ボールの中では、プロＶ１を越えるボールは無いかと思いますが、ただ飛ばすだけなら、タイトリストの安い値段の低スピン系のボールは異常に飛びます。止め難いのは覚悟してご使用下さい。