【飛距離】 これまで試してきたTMドライバーの中では最も飛距離に秀でていると思います。コンスタントにキャリーで250ヤード以上飛びます。 【打感】 インパクト時の分厚い打感が最高です。打音も心地いい金属音です。 これまで試したTMドライバーは下記の通りです。 R9 SD > R9 ST > SLDR > 初代R9 > RBZ ST2 > R11 > R1 > R11S > 初代RBZ 【デザイン】 ヘッド体積460ccですが、ディープフェース・ディープバックのため、投影面積は400ccぐらいに見えます。またヘッド全体が黒塗りで重厚・高級感があります。TMの現行モデルもこれぐらいの質感が欲しいですね。 【弾道】 商品説明では低スピン・高弾道とありますが、ヘッドスピードとシャフトフレックスによって変わるかと思います。 フレックスS: 中〜高弾道・中〜高スピン（BS量：2,500〜3,000回転） フレックスX: 低〜中弾道・低〜中スピン（BS量：2,000〜2,500回転） ＊BS量はゴルフ○にて測定 【方向性】 ストレートの強弾道です。意図的に曲げようとしても曲がりません。 叩きに行って飛距離を出すのに特化していると思います。 【やさしさ】 ある程度ヘッドスピードとスイング再現性がないと振り回されるのではと感じました。ヘッドスピードのある方・叩きに行く方には頼もしいドライバーになると思います。 【シャフト】 購入当初はFubukiα60sを使っていました。シャフトの心地よい粘りと劈くような弾道が気に入っていましたが、ここイチで叩きに行くと時折スライスしてしまうのと、ボールが吹け上がるためランが出ないのが悩みでした。 メーカー試打会でいろいろ試す機会があり、その中でもTour AD GTがタイミング・弾道・飛距離と三拍子揃っていい結果だったためリシャフトしました。 クセがなく振りやすいです。 購入してから3年間ずっとこのドライバーです。 ニューモデルが出る度に試していますが、やっぱり最後はこれに戻ります。 これからも大切に使っていくつもりです。

メーカー試打会がありましたので打ってきました。 【飛距離】 エースドライバーのR9 SUPERDEEP（9.5° TOUR AD GT-6x）と打ち比べました。 飛距離は平均してR9SDが上でしたが、SLDRはTM1-114での試打でしたので、カスタムシャフトだと違った結果になっていたかも知れません。 【打感】 R9 SUPERDEEP > SLDR > RBZ ST2 > R11 > R1 > R11S 打感は過去の白ヘッドモデルよりもいくぶん柔らかく感じました。また、甲高い金属音も抑えられてましたが、真芯でヒットした時は薄い感触が残りました（フェース肉厚が薄くなっているのかも）。ここは残念でした。打感はエースドライバーに軍配が上がります。インパクト時の分厚い打感とは程遠いです。 【デザイン】 ヘッドカラーがブラックに近いグレーに変わり、構えた感じは白ヘッドよりもすっきり見えます。しかし、ヘッド裏面のシルバー部は艶消し塗装になっており、カタログで見るよりも全体的にチープさを感じました。 【弾道】 低スピン設計とのことでしたが、意外に球は上がります。それほど低弾道ではありませんでした。 【方向性】 直進性の強い球筋のため、左右に曲げるのは難しいヘッドだと感じました。 ウエイトをスライド出来るようになったため、これまでのTLCよりもポジション変更は非常に楽でした。 久々にヘッドカラーが白以外になり、打感も柔らかくなったと雑誌等で書いてあったので購入意欲が湧いていましたが、飛距離・打感・方向性等においてエースドライバーが上回っていたため、購入決定には至りませんでした。