入賞作品
4月のテーマ ゴルフを始めたきっかけ
最優秀作品賞
オヤジとアニキとゴルフとオレと
思えば初めてゴルフクラブを握ったのは小学校5年の頃だった。ゴルフをやらない親父がなぜか1本だけ持っていたSWと古びたボールを倉庫で発見して、すぐに庭でパターゴルフを始めた。穴を掘ってカップに見立て、SWなのにパットをしていた。SWなので真っ直ぐに打てなくて苦しんだ。ゴルフは難しいスポーツだが、10歳くらいの僕にとってはまた別の理由で難しいスポーツだった。
30歳を過ぎた頃、ゴルフクラブのお古をあげる、と上司に言われた。小学校の時にやったなぁと、頂戴したそのクラブを持って練習場に出向いてみた。なかなかまっすぐ行かないことは幼少期の体験で分かっていたので(理由が違うが…笑)まっすぐ飛ばないくらいではめげなかった。
実家に帰省した際、そう言えばアニキがゴルフしてたなと思って練習に付き合ってもらった。スイングを一から叩き込まれた。大人になってからそれほど顔を合わす機会もなく、会ってもそれほど話さなかったアニキと、その後は事あるごとにゴルフをするようになった。
オヤジのクラブから始まって、アニキとのつながりを作ってくれたゴルフ。今となっては大抵勝ってしまうようになった。ごめんアニキ。笑
優秀作品賞
会社の先輩に無理やり・・・
私が23歳の時(約40年前)、会社の先輩に無理やりゴルフを勧められ・・・
ある土曜日の朝9時ころ、まだ寝ていた私は会社の先輩の訪問で起こされました。
先輩の第一声「クラブ買いに行くぞ!!」
「はあ?!」って感じでしたが、有無を言わさず連れ出され、当時ダイエーに入っていたスポーツショップで、ドライバー、アイアンセット、パター、シューズ、キャディバックと一式買わされ、総額14万円くらいをカードで10回払いで購入させられました。当時まだキャビティアイアンなんてほとんど無く、ペラペラのマッスルバックに、ウッドはパーシモンでした。
アイアンはZETTのアルカディア、今ではZETTがゴルフクラブを出していた事すら知らない人が大半でしょうね。
しかし、先輩面倒見が良いというか、それから毎週土曜日は練習に駆り出してくれて、あっという間にゴルフにはまり、2年後には90を切って84点というベストスコアを出すまでになっていました。
あの先輩が誘ってくれなかったら、ゴルフなんてやってなかっただろうな~ってつくづく思います。
佳作
川奈に魅せられて
トーナメント初観戦で訪れたのが川奈ゴルフコースでした。そこで受けた衝撃がゴルフを始めたきっかけです。なんと言ってもあの景観、空と海の青、芝生の緑、この絶妙なコストラストに心を奪われました。ここでプレーできるゴルフってなんて贅沢なんだ!自分もやってみたい!そんな気持ちにさせてくれました。
人並みにプレーできるまでには1年以上かかり、やっとのことで川奈デビューを果しました。残念ながら、激しいアップダウンや要所にあるバンカーに苦戦して思うようなスコアは出せませんでした。しかし、こんな素晴らしいコースでプレーできたことが何よりも嬉しかったと記憶しています。
今はすっかりゴルフにはまり、特に年に1回、川奈でプレーすることを楽しみにして日々練習に励んでいます。
佳作
結婚したらゴルフクラブ
幼馴染の中学時代同級生が結婚するときのプレゼントはゴルフクラブと決めて実行した
凡そ53年前のこと 小生が最初の結婚式を挙げたので一番目に頂きました
それから楽しく仲間でやってきましたがこの年になるとクラブを贈りあった仲間はリタイアして僕一人になってしまった
今は高校の同級生や昔の職場の仲間と楽しんでいる 娯楽は麻雀、パチンコ、写真、たばこ、飲めない酒などいろんなことに挑戦してきたが体調不良や環境の変化でみんな辞めてしまった
残ったのはゴルフのみ
年間50回ペースから体調不良から20回に医師から春と秋のみして下さいと言われ守っています
残念なことに春と秋が気象変動で短くなりゴルフ出来る時期が短くなって困っている
90までゴルフを目標に頑張りたいと思っています
佳作
はじめての空振り
記念すべきデビュー戦の第一打は派手な空振りだった。社会人一年目、「君ならビックスコアが期待できるよ」とおだてられて参加した社内コンペでの出来事である。
半年前まで大学野球で四番バッターだった僕は「止まっているボールなんて、目を瞑っても打てる」と豪語し、さしたる練習をすることなく、ティグランドに立ったというわけである。
ゴルフ歴が四十年を過ぎた今にして思えば、なんと不遜な態度だったことだろう。でも、あの空振りがあったから、ゴルフが大好きになった。
恥ずかしかったし、悔しかったし、あの日を境に暇さえあればボールを打つ日が続いた。
練習場できちんとクラブにボールを当てる技術は早くマスターできたが、コースで満足なスコアを出すには相当な年月を費やした。
飛ばすことに躍起だったり、無謀にピンを狙い、ラウンド中に必ずといってよいほど大叩きするホールがあったからだ。ただ、ボールを打つだけでなく、自然を相手に自らの力量に応じたマネジメントで挑む奥深い魅力。おかげで、元来が負けず嫌いな私のハートに火が点き、ゴルフの面白さにすっかり嵌ってしまい今日に至っている。
すべからくは、あの日、あの空振りから始まった。
佳作
赴任手当10万円を握りしめて
私がゴルフを始めたきっかけですが、営業所の先輩にゴルフショップに連れていかれたことです。
入社後、配属されたのは東北の秋田県でした。
私の会社では、北海道と青森県、秋田県、山形県は暖房代やスタッドレスタイヤなどが他県と比べて掛かる為、赴任手当10万が支給されます。
営業所に赴任挨拶へ行った日、秋田営業所イチのベテラン社員から「赴任手当が10万あるよね、それを明日降ろしてきなさい」と言われました。
次の日、営業の同行かと思いきや向かったのは、ゴルフショップ。
ベテラン社員の方は、店員さんと親しげだったので、馴染みのお店だったのかと思います。
私は困惑していましたが、「こいつに10万円でなんとかフルセットを組んで欲しい。」と店員さんに頼み、1時間程でフルセットの購入に至りました。
当時は、これが営業の世界か。営業はゴルフをしないといけないのか。と後ろ向きに捉えていましたが、今ではあの日クラブを買ったおかげで、こんなにも日々ゴルフのことを考えて楽しむことができたと感謝しております。
クラブを最初に買い揃えることがハードルかと思いますが、私にとっては上記の経験でスキップすることが出来ました。