ミズノ「M.CRAFT」が描く鍛造パターの新境地 都市名を冠した全8モデル
ミズノは、鍛造削り出しパター「M.CRAFT」シリーズの2026年モデルを発表した。2020年の初代M.CRAFT、2022年からの「OMOI」シリーズ、2025年の「M.CRAFT X」に続く最新作で、原点となるオリジナルモデルを全面刷新。日本製鍛造ならではの打感と精密なものづくりをさらに進化させたモデルとなっている。
今回の新モデルは、「鍛造が極めた、日本の美」をコンセプトに開発。ミズノの鍛造アイアンやウェッジと同じ中央工業製の軟鉄S25Cを採用し、日本国内で鍛造から削り出しまでを行うことで、高い品質と優れたフィーリングを追求した。
ミズノによると、打感は素材だけでなく製法によっても大きく左右されるという。同社は長年培ってきた軟鉄鍛造アイアン開発のノウハウをパターにも投入し、個体差の少ない高精度な製品づくりを実現した。
さらに、新M.CRAFTではミズノプロアイアンやウェッジにも採用される銅下メッキをパターにも導入。これにより、柔らかな打感とボールがフェースに長く乗るようなフィーリングを生み出したという。
機能面では、深めのフェースミーリングによる心地よい打感とスムーズな転がりを実現。ヘッド後方にはウェイトポートを2か所配置し、標準装着の10gに加え、別売りの5g、15gウェイトへの交換も可能となった。プレーヤーごとの好みに応じたセッティングに対応する。
また、アドレス時の反射を抑えるニッケル仕上げとグレーIP仕上げを採用。アライメントマークをボール寄りに配置し、重心位置との整合性を高めることで、構えやすさと狙いやすさを向上させている。グリップには鍛造らしいソリッドな打感と相性の良いコードグリップを装着した。
ラインアップは全8モデル。日本の都市名を冠し、それぞれの街が持つ個性をデザインコンセプトに反映した。
「KYOTO」は伝統と優雅さを表現したクラシックブレードタイプ、「OSAKA」は安定性とアライメント性能を重視したスクエアバック形状、「NAGOYA」は寛容性と打感を両立するミッドマレット、「TOKYO」は高慣性モーメントを実現したウイングマレットとなっている。各モデルともネック形状の選択肢を用意し、多様なストロークタイプに対応する。
鍛造技術を象徴する軟鉄素材、日本国内での生産、そして都市ごとのストーリーを融合した新M.CRAFTシリーズ。ミズノは、パターにおいても「打感へのこだわり」を追求し続ける姿勢を鮮明に打ち出した。