マスターズ制覇から5年 アダム・スコットは全米プロ覇者となれるか
更新日:2018/08/12 11:35
掲載日:2018/08/12 11:33
2013年にオーストラリア人として初めてマスターズを制したアダム・スコットが、全米プロゴルフ選手権(現地時間11日/ミズーリ州 ベルーフCC)3日目を終え、首位のブルックス・ケプカ(米)と2打差の単独2位につけた。
元世界ランク1位のスコットは、2016年3月のWGC-キャデラック選手権以来、優勝からは遠ざかっているが、2年ぶりツアー通算14勝目をつかめる絶好のポジションにいる。
メジャー大会で優勝争いをするのは久しぶりで「(感覚が)分からないのでイライラしている」と心境吐露。それでも、「10選手くらいが優勝を狙える位置にいる。そのうちの1選手になれて嬉しい」とラウンド後に語った。
また、7日に白血病で亡くなった豪のプロゴルファー、ジャロッド・ライルに触れ「彼のために優勝できれば嬉しさは2倍。誰が優勝しても、ライルと会った事があれば、彼のために優勝を捧げると思うよ」とし、「特にオーストラリア人にとっては悲しいこと。ずっと彼のことを語っていいのかも分からないけど、今週は皆がライルの事を思ってプレーしている」とスコットは友人のためにも栄冠を掴みたいところだ。
(写真提供:Getty Images)