フリートウッドが見せた気迫の四股踏みポーズ　モリナリと組み米国を圧倒

　ライダーカップ（現地時間28日／ル・ゴルフナショナル）初日の最強コンビはトミー・フリートウッド（英）＆フランセスコ・モリナリ（伊）だった。

　前半戦はタイガー・ウッズ＆パトリック・リードを3＆1で下し、後半戦もジョーダン・スピース＆ジャスティン・トーマスを圧倒（5＆4）し、2ポイントをチームにもたらした。

　特に前半戦（フォアボール形式）の16番パー3は印象に残るシーンとなった。2アップで迎え先にバーディを決めて相手にプレッシャーを与えたいところで、フリートウッドが完全にスライスラインを読み切りジャストイン。四股を踏むようなポーズで雄たけびを上げ、モリナリと喜びを分かち合った。ここまで2人が熱くなるのはライダーカップならでは。

　全英オープン覇者のモリナリは「コンビネーションが凄く良かった。午後は午前と違って（欧州の）全ペアが信じられないようなプレーをした。この雰囲気が必要だった」と話し、フリートウッド「なんて説明したらいいか分からない」と率直に答え、（勝利したので）これで気持ちよく息子のお祝い（この日が誕生日）ができるとコメントした。

　2日目の前半戦（フォアボール形式）も2人は一緒にプレーする。さらにポイントを稼ぐことはできるか。

（写真提供：Getty Images）