球が直撃した女性に対してライダーカップ主催側は「出来る限りのサポートをする」
更新日:2018/10/03 16:58
掲載日:2018/10/03 16:24
ライダーカップ(フランス/ル・ゴルフナショナル)でブルックス・ケプカ(米)のティーショットが直撃した観客に対して、主催者側は出来る限りのサポートをすると発表した。
初日午前(9月29日)の1オン可能な6番パー4でケプカが放ったティーショットは少し左に曲がりグリーン周りで観戦していた女性、コリン・レマンデさんの右目に直撃。すぐにスタッフが駆けつけ緊急手当てをし、すぐに病院に運ばれた。
しかし不運にも視力を失ってしまい、現在レマンデさんは大会主催者を相手に訴訟を起こす構え。彼女によるとボールが彼女の方向に向かっている時に警告(フォアの声など)が十分でなかったと訴えている。一方、主催者側は「ファア」と大きな声で叫んでいたと主張している(実際にケプカが打った直後に周りがフォアと叫んでいる)。
欧州ツアーは「ゴルフボールによって観客が重症を負うというのは非常に残念なこと。我々はすでにレマンデさんの家族と連絡をとり、彼女が適切な治療が受けられるよう全力でサポートするとともに、家族のパリから自宅のあるリヨンまでの移動についても早急に手配した。今後も出来る限りのサポートを続けていく」と公式に表明している。
(写真提供:Getty Images)