中止の国内女子ツアー3大会が復活 小林浩美会長がコメント
更新日:2019/01/25 11:25
掲載日:2019/01/25 11:12
25日、日本女子ゴルフ協会は放映権の問題で中止となっていた「KKT杯バンテリンレディス」「中京テレビ・ブリヂストンレディス」「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」の3大会を実施すると発表した。
「KKT杯―」は4月19日から熊本県の熊本空港カントリー倶楽部、「中京テレビ―」は5月24日から愛知県の中京ゴルフ倶楽部石野コース、「ミヤギテレビ杯−」は9月27日から宮城県の利府ゴルフ倶楽部を舞台に行われる。
3大会の復活で2019年は39試合が行われ、賞金総額は39億4,500万円と7年連続で過去最高額を更新した。
また、仮称だった「LPGAウィメンズ チャンピオンシップ」は「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」として5月9日から茨城県の茨城ゴルフ倶楽部東コースを舞台に開幕する。
小林浩美会長のコメント
この度、昨年度に開催を発表できなかったすべての大会につきまして、再交渉の結果、主催者様と弊協会との間で放映権の考え方について合意することができ、大会開催に至りましたこと、大変嬉しく存じます。この度の交渉を経て、全ての主催者様がトーナメント中継映像における選手の肖像の価値を認めてくださったことは大変意義のある、画期的なことです。
これにより、弊協会創立以来51年間あやふやだった、LPGAツアーにおける放映権の考え方が明確になりました。さらに、弊協会が国内外への動画配信を一括管理することができる体制になりました。今後は、そこに向けて鋭意努力致す所存です。
これまで、選手や会員はじめ全国のゴルフファンの皆様、大会関係者の皆様には、多大なご心配とご迷惑をおかけしましたこと、改めましてお詫び申し上げます。
(写真:Getty Images)