リッキー・ファウラーの優勝ギア 魅せたパッティング技術
更新日:2019/02/04 12:03
掲載日:2019/02/04 11:59
米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンを制したリッキー・ファウラー(米)のパッティング技術はすごかった。
世界ランク上位勢となるとショットの差はそこまでないように感じる。あるとしたらパッティング。決まらなければやはり勝てない。もともとファウラーはパッティングが上手く迷いなく打つ。今回も好調だった。
ストローク・ゲインド・パッティングは初日から2.417、0.087、3.716、3.319と約10打はパッティングで縮めたようなもの。最終日の11番パー4ではドロップした球が傾斜で池に入ってしまい6オン1パットのトリプルボギーとしたが、この約6mのパットが決まっていなければズルズル行っていたかもしれない。
また、ファウラーは今年からタイトリストではなくテーラーメイド「TP5x」の2019年モデルを使用。ジャスティン・ローズ(英)が本間ゴルフのクラブに切り替えファーマーズ・インシュランス・オープンで優勝したように、ファウラーも新ボールでさっそく結果を残した。
リッキー・ファウラーのクラブセッティング
ドライバー:コブラキング F9 スピードバック(9.5°)
シャフト:グラファイト デザイン ツアーAD IZ-7 X
3番ウッド:コブラキング F8+(14.5°)
アイアン:コブラキング F9 スピードバック(4)、コブラキング フォージド MB(4-PW)
ウェッジ:コブラキング Vグラインド プロト(52°、56°、60°)
パター:スコッティキャメロン サークル T ニューポート2
ボール:2019 テーラーメイド TP5x
(写真:Getty Images)