タイの23歳、ジャズが2位タイに浮上/全米プロ3日目
更新日:2019/12/20 12:01
掲載日:2019/05/19 14:38
タイの23歳、ジャズ・ジェーンワタナノンドが全米プロゴルフ選手権(現地時間18日/米ニューヨーク州/ベスページ・ステート・パークBK)3日目を終え、通算5アンダー2位タイにつけている。
本名はアティウィット・ジェーンワタナノンドというが、父がジャズ好きということで愛称はジャズ。現地のギャラリーも名字を叫ぼうとするが正解が分からず。ジャズ本人は、「こんな大勢に名前を呼ばれるのは初めて。どうやってリアクションをとればいいか分からない。叫ばれるのは初めての経験。色々な呼び方をされて面白い。クレイジーだね」と雰囲気に飲み込まれず、逆に楽しんでいるようだ。
日本では1月に行われた国内男子ツアーのSMBCシンガポールオープンでツアー初優勝を挙げているので名は知れている。同大会にはセルヒオ・ガルシア(スペイン)、マシュー・フィッツパトリック(英)、ポール・ケイシー(英)といった海外選手も出場しており、彼らを破っての優勝だったので話題となった。
タイの男子選手ではキラデク・アフィバーンラト、プラヤド・マークセンが有名。女子ではモリヤ&アリヤ・ジュタヌガーン姉妹が有名で、アリヤはメジャーも獲り、世界ランク1位に輝くほどの超トップ選手だ。タイの男子選手でメジャータイトルを獲得した者はいない。単独首位のブルックス・ケプカ(米)とは7打差あるが、最後まで諦めずにケプカを脅かして欲しいところだ。