40歳マクドウェル、6年ぶり欧州ツアーV達成に「大きな勝利」
更新日:2020/02/03 16:45
掲載日:2020/02/03 16:30
40歳のグラエム・マクドウェル(北アイルランド)が2日、欧州ツアーのサウジ・インターナショナル(サウジアラビア/ロイヤルグリーンズG&CC)を逃げ切りで制し、ツアー通算11勝目を挙げた。
後続に1打差の単独首位から最終日をスタートしたマクドウェルは、13番までにスコアを2つ落とす苦しい展開に。それでも勝負どころの14番、15番の連続バーディで2位以下を引き離し、2014年以来実に6年ぶりとなる欧州ツアーVを達成した。
マクドウェルは昨年3月に米ツアーのコラレス・プンタ・カナR&C選手権を制しているが、これはWGC(世界選手権)の裏大会で有力選手は不在。世界ランク1位のブルックス・ケプカ(米)、同5位のダスティン・ジョンソン(米)らが出場した今大会の“正真正銘”の優勝に「これは大きな勝利」と喜びをあらわにした。
今大会の優勝で世界ランキング104位から47位にジャンプアップしたマクドウェルだが、現状にはまだまだ満足していない様子。2010年の全米オープン覇者は「目標はトップ20に戻って競い続けることだ」と述べ、今後のシーズンに向けてさらなる闘志を燃やしていた。