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ツアー選手権に7年連続の出場 2020年の松山英樹を振り返り

更新日:2021/01/01 11:03
ツアー選手権に7年連続の出場 2020年の松山英樹を振り返り
4年ぶりの優勝を目指す松山英樹(写真:Getty Images)

 

 松山英樹は2020年も未勝利に終わったものの、2017年のWGC-ブリヂストン招待以来のツアー優勝が垣間見える年となった。

 松山の2020年は1月のソニー・オープン・イン・ハワイから始まった。同大会で12位タイに入ると2月のジェネシス・オープン(5位タイ)とWGC-メキシコ選手権(6位タイ)でも好成績を収める。

 そして好調を維持して迎えた3月のザ・プレーヤーズ選手権ではコースレコードに並ぶ9アンダー「63」で単独トップ。久しぶりの優勝に向け最高のスタートを切ったが、無情にも新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2日目以降の競技が中止に。もしあのまま大会が続いていたら…と考えるファンは多いだろう。

 その後ツアーは約3か月の中断。再開後、松山はRBCヘリテイジとザ・メモリアル・トーナメントで予選落ちを喫したが、BMW選手権で3位タイに入るなどポイントを稼ぎ、30人しか出れないプレーオフシリーズ最終戦のツアー選手権(15位タイ)に7年連続で出場した。

 新シーズンに突入してからは、9月の全米オープンで17位タイ、11月のビビント・ヒューストン・オープンでは2位タイ、同月のマスターズでは13位タイと2021年に向けて良い手応えを残し、2020年を締めた。

 2021年からは更なるレベルアップを狙いコーチをつけてスタートする松山。4年ぶりの優勝、悲願のメジャータイトル獲得に向け動き出している。

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