笹生優花がメジャー2連勝へ 古江彩佳、渋野日向子ら日本勢12名出場/全米女子プロ
更新日:2024/06/19 12:58
掲載日:2024/06/19 12:56
海外メジャー第3戦のKPMG全米女子プロゴルフ選手権は20日、ワシントン州のサハリーCC(6,731ヤード・パー72)でスタート。日本勢は笹生優花、古江彩佳、畑岡奈紗、渋野日向子、西郷真央、西村優菜、勝みなみ、稲見萌寧、山下美夢有、竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜の12名が出場する。
注目はやはり笹生だろう。3週前にランカスターCC(ペンシルベニア州)で開催された全米女子オープンで2021年以来の大会2勝目を達成し、世界ランクも日本勢最上位にジャンプアップ。全米女子プロは過去3度出場し、バルタスロールGC(ニュージャージー州)で行われた昨年大会で単独2位を記録しているだけに、「メジャー2連勝」に大きな期待がかかる。
さらに、古江と渋野のプレーからも目が離せない。古江は前週のマイヤーLPGAクラシックで4試合連続今季8度目のトップ10入りとなる8位タイとツアー屈指の安定感をキープしている。一方の渋野はシーズン序盤から予選落ちが目立ったが、全米女子オープン単独2位をキッカケに直近2試合も決勝ラウンド進出と復調。今週も大舞台での強さを発揮してもらいたい。
また、前週ニチレイレディスを制した岩井明愛ら国内ツアー組が世界最高峰の舞台でどのようなゴルフを見せてくれるかも楽しみだ。
なお、今大会はパリ五輪代表争いの最終戦ということもあり、その行方にも注目が集まる。