大会2勝のシェフラーが5打差12位に浮上「昨日よりもずっと良かった」

　米男子ツアーのWMフェニックス・オープンは7日、米アリゾナ州のTPCスコッツデール スタジアムC（7,261ヤード・パー71）で日没順延となっていた第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行ったが、連日のサスペンデッドに。世界ランク1位のスコッティ・シェフラー（米）は暫定12位タイで週末を迎える。

　クリスマスディナーの準備中に右手を負傷し、今季初出場だった前週のAT＆Tペブルビーチ・プロアマで9位タイを記録したシェフラー。出場5回で2勝を含むトップ10入り4回と好相性の今大会は初日「69」で27位タイ発進を切ると、2日目は5バーディ、ノーボギーの「66」とギアを上げ、通算7アンダーまでスコアを伸ばした。

「今日は昨日よりもずっと良かったと思う。2日間とももう少し伸ばせた気がするけど、全体的にはいい部分がたくさんあった」。トップとは5打差あるが、「リーダーボードがどうなるか見てみないといけないけど、週末に向けて少しのチャンスはある」と大会3勝目と今季初優勝へ静かな闘志を燃やしていた。