ホヴランド、コースと相性抜群で首位浮上「バーディチャンスを多く作れる」

　米男子ツアーのバルスパー選手権は22日、米フロリダ州のイニスブルック・リゾート コッパーヘッドC（7,352ヤード・パー71）で第3ラウンドが行われ、世界ランク19位のヴィクトル・ホヴランド（ノルウェー）が3バーディ、1ボギーの「69」を記録し、通算7アンダー首位タイに浮上した。

　2023年は年間王者に輝くなど最高のシーズンを過ごしたが、昨年は1勝もできずトップ10入りは2回のみ。今季も直近3試合は連続予選落ちと苦戦し、「調子が良くない」と本人も認めている。

　ただ、復調のキッカケを掴む必要がある。ということで、今大会に急きょエントリー。「ドライバーでガンガン飛ばすというより、コントロール重視のコースだから今の自分に合っている。こういうコースだとバーディチャンスを多く作れる」とその相性について語り、「ちょっとした感覚を掴んだから、パットが入り始めた」と優勝争いに絡んでいる。

　最終日に向けては「このスイングの感覚をキープできれば」と意気込んだ。