菅沼菜々、男子ツアー4日間を通算7オーバーで終える「とにかく楽しかった」

　国内男子ツアーの前澤杯 MAEZAWA CUPは27日、千葉県のMZ GOLF CLUB（6,652ヤード・パー70）で最終ラウンドが行われ、菅沼菜々は「75」で回り、通算7オーバー89位タイで終えた。

　この日はスタートから好調なプレーを見せたものの、中盤から足に異変が出た。「朝は良かったですが、途中から疲れが出てきて、右足がつりそうになり調子が落ちた。特に12番あたりからが厳しかった」と振り返った。

　推薦出場で男子ツアーに初挑戦。その4日間は菅沼にとって新鮮な経験となった。「とにかく楽しかった。選手の皆さんがとても優しくしてくれて嬉しかった。プレーの速さには驚きましたが、それが逆に自分のリズムを取り戻すきっかけになった」と笑顔を見せた。

　男子のフィールドで戦う中で、かつての自身のゴルフを思い出す場面もあったという。「一昨年に優勝した頃（2023年）以来の感覚。去年は一度も楽しいと思えた週がなかったので、今週は本当に久しぶりに楽しくゴルフができた」と語った。

　また、今後については「簡単な話ではないですが、すごく良い経験になったので、また勉強のためにも出たい気持ちはある」と男子大会への再挑戦にも意欲をのぞかせた。