シェフラー、久常涼、金谷拓実らがCJカップ バイロン・ネルソンに出場

　米男子ツアーのザ・CJカップ バイロン・ネルソンが1日、米テキサス州のTPCクレイグ・ランチ（7,569ヤード・パー71）で開幕する。昨年はテイラー・ペンドリス（カナダ）が通算23アンダーでツアー初優勝を挙げた。

　コースは昨年大会後に行われた大規模改修により、フェアウェイとグリーンはバミューダ芝の改良品種「ティフトン」に張り替えられた。また、5番パー5は全長630ヤード、8番パー4は500ヤードを超える距離に。さらに、10番は20ヤード、11番は10ヤード、14番は30ヤード伸び、コース全体の難易度が高まっている。

　日本からは前週のダブルス戦、チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズに出場した久常涼、金谷拓実、星野陸也、大西魁斗がエントリー。久常＆金谷は最終日の終盤に失速し18位タイに終わるも、中盤までは初優勝も狙える位置でプレーし存在感を見せた。

　特に久常は直近5試合でトップ20入り4度（うち2試合はトップ5入り）と好調をキープしている。昨年13位タイに食い込んだ今大会にもその流れを持ち込みたいところ。

　世界ランクトップ10からは1位のスコッティ・シェフラー（米）が唯一参戦する。今季は未勝利だが、直近3試合を含む5度のトップ10入り。トップランカー不在のなか、2014年にPGAツアー初出場を果たした思い出の大会でシーズン初優勝を目指す。

　また、連覇を狙うペンドリス、地元テキサス出身のジョーダン・スピース（米）、イム・ソンジェ（韓）、トム・キム（韓）、サム・バーンズ（米）、ウィル・ザラトリス（米）、チャン・キム（米）らが出場予定。

　さらに、チューリッヒ・クラシックをアンドリュー・ノバク（米）とのコンビで制したベン・グリフィン（米）も2週連続優勝をかけてプレーする。