渋野日向子は7位「やるべきことがたくさんある」 全米女子オープン
更新日:2025/06/02 09:36
掲載日:2025/06/02 09:36
海外女子メジャーの全米女子オープンは1日、ウィスコンシン州のエリン・ヒルズGC(6,835ヤード・パー72)で最終ラウンドが行われ、渋野日向子は「74」の通算3アンダー7位タイで終えた。
メジャー2勝目を目指した渋野は、前半にバーディを奪って一時は1打差に迫るなど優勝争いに加わったが、終盤のミスが響いた。特に15番パー4では、2打目が下り傾斜に蹴られて深いラフに入り、ダブルボギー。勝負所での痛恨のミスとなった。
「バーディが先に来たのは良かったが、その後が続かなかった。最後の締めも悪かったので悔しい」と渋野。今季はここまで上位争いの機会が少なく、「どこかでキッカケを掴めればという、もどかしい中だった。それがUSオープンだったのは自信になる」と前向きな気持ちも見せた。
U-NEXTの解説を務めた有村智恵からの「今のショットの調子でこの順位は誇らしい。ゴルフ力が上がった」というメッセージに感極まって涙を見せる場面も。「そう言ってもらえてありがたい。でも本当に勝つにはまだ足りないものばかり。本当にやるべきことがたくさんある」とさらなる成長を誓った。
最後はファンへ向けて「最後に不甲斐ないゴルフをしてしまって申し訳ない。まだまだ足りないところがたくさんある。一緒にゆっくり進んでくれたら嬉しい」とした。