ツアーニュース

ジョン・ラームは6位発進 「ティーショットが良かった」とFWキープ率は7割以上

更新日:2025/06/13 15:33
ジョン・ラームは6位発進 「ティーショットが良かった」とFWキープ率は7割以上
初日を1アンダーで回ったラーム(写真:Getty Images)

 

 海外男子メジャーの全米オープンは12日、ペンシルベニア州のオークモントCC(7,372ヤード・パー70)で第1ラウンドが行われ、2021年王者のジョン・ラーム(スペイン)は1アンダー6位タイとなった。

「今日は本当にいいラウンドだった。特にティーショットが良かった。ほとんど全てのドライバーショットをフェアウェイ(10/14)かファーストカットに運べた。それがすごく楽にしてくれた」と満足そうに振り返った。

 1ボギーのみという我慢のゴルフとなった前半でも、焦りは一切なかったという。「スコアボードを見れば、どれだけホールが難しいか分かる。パーでも半打近く稼いでる計算になるから、気持ちを切らさずにいけた」と冷静なメンタルの重要性を語った。

 ただし、すべてが完璧だったわけではない。12番の短いバーディパットを逃した場面については、「ちょっとの読み違いとストロークミス。ああいう場面があるのがオークモントだが、そこで崩れなかったのは良かった」と、自身の切り替え力を評価した。

 昨年大会は体調不良で出場できず、テレビで観戦していたラーム。そのときの悔しさも、今回のラウンドにパワーを与えている。「見ているだけでも楽しかったが、やっぱりこの舞台に立ってこそ意味がある。今年はこうしてプレーできて本当に嬉しい」と語った。

 ラウンド後は、できるだけ早く競技から日常モードへ切り替えることを意識している。「スペイン語で考え出すと、やっと普通に戻ってきた証拠。家族とご飯を食べて、早く寝る。それが明日への準備」だという。

リーダーボード

PGA 2025年 全米オープン
  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. ジョン・ラームは6位発進 「ティーショットが良かった」とFWキープ率は7割以上
×