27年の全英オープンに向けてセント・アンドリュースを改修
更新日:2025/10/31 13:41
掲載日:2025/10/31 13:40
ゴルフの聖地があるスコットランドのセント・アンドリュースのオールドコース。2027年の全英オープンに向けて、改修工事が11月3日から始まる予定だ。
今回の工事では、戦略性をわずかに調整しつつ、長い年月の中で変化してきた伝統的な要素を改修し、ゴルファーのプレー体験を向上させることが目的。また、老朽化した灌漑システムも同時に刷新され、芝の管理効率を高める計画だ。両作業は並行して行われ、コースの利用に影響が出ないよう配慮される。
主な変更点は、5~7番、10~11番、16番が延長され、12番は短縮。総距離は132ヤード伸びて7,445ヤードとなる。中でも注目は16番で、プリンシパルズ・ノーズおよびディーコン・シーム・バンカー左側の歴史的なルートが復元され、フェアウェイ左側にはリスクを伴う2つの新しいバンカーが追加される。
なお、2026年大会は英国のロイヤル・バークデイルGCで行われる。