ホヴランド「64」で首位浮上「最高に楽しい時間を過ごせた」 同組のシェフラーを逆転
米男子ツアーのトラベラーズ選手権は27日、コネチカット州のTPCリバー・ハイランズ(6,844ヤード・パー70)で第3ラウンドが行われ、ヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)が7バーディ、1ボギーの「64」を記録。通算20アンダーまで伸ばし、この日「67」のスコッティ・シェフラー(米/通算19アンダー単独2位)からトップの座を奪った。
約1年3か月ぶりの勝利へ絶好のポジションにつけたホヴランドは、「最高に楽しい時間を過ごせた。こういう位置でプレーするのは久しぶりだから」と喜びを語ると、「世界最高のプレーヤー(同組で回ったシェフラー)と真っ向から戦いながら、いいショットをいくつも打てた。本当に楽しかった」と充実感を口にしている。
昨年のバルスパー選手権で1年半ぶりの優勝を飾ったホヴランドだが、今シーズンは浮き沈みの激しいシーズンを送っている。全米プロゴルフ選手権で予選落ちを喫し、ザ・メモリアル・トーナメントは棄権。その後、RBCカナディアン・オープンでは単独3位に食い込むも、前週の全米オープンは決勝ラウンド進出を逃した。
「カナダでは正しい方向に進んでいるという感覚があった。でも先週はまったく快適にプレーできず、スコアもひどかった」と振り返る。それでも、「悪いミスはあったけど、多くの進歩も感じていた。だから今週はいいプレーができる可能性はあると思っていた。本当にゴルフは不思議なゲームだ」と話した。
ホヴランドが重視しているのはスコアそのものではなく、ショットの再現性だという。「自分が信頼できる感覚を見つけて、狙った球を繰り返し打てるようになれば、結果としてスコアはついてくる。2アンダーでも6アンダーでも9アンダーでも、それ自体は重要ではない。打ちたいショットを打てていることが、自信を与えてくれる」と語った。
最終日も世界ランク1位で歴代王者でもあるシェフラーとの直接対決が注目されるが、アクシャイ・バティア(米)、パトリック・キャントレー(米)の実力者2人も通算15アンダーで控えている。ホヴランドは「14アンダーや15アンダーの選手がビッグスコアを出せば、確実に優勝争いに加わってくる」と気を引き締め、残り18ホールに臨む。