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真っすぐにしか引けない? 全米オープンで再び話題となったローズの「AXiS1」パター

更新日:2019/06/19 13:24
真っすぐにしか引けない? 全米オープンで再び話題となったローズの「AXiS1」パター

 

my caddie 編集部です。

ジャスティン・ローズ選手が使用しているパターをご紹介したいと思います。なぜ、このタイミングかというと先週の全米オープン(特に初日!)でバンバン決めていたからです。

名はアクシスワン


アクシスワン

ローズモデルの前に「AXiS1(アクシスワン)」パターについて。

アクシスワン社は2006年に創設され、有名になったのは世界最大のゴルフショー「PGAショー」がキッカケ。高く評価され、今ではローズが使用するほどになりました。

上記の写真を見て頂ければ分かりますが、パターの見た目が独特で、一番大きな特徴はネック部分。この形状は同社の特許となっており、とにかく「真っすぐ引いて真っすぐ打つ」ことが可能となります。

アクシスワン社のホームページはこちら(英語)

ローズモデル

アクシスワン

アクシスワン

アクシスワン

アクシスワン

ローズが使用しているのはマレット型の「AXiS1 Rose」。このパターに「LAMKIN」のフラットキャットグリップを差しています。

なぜ「真っすぐ引いて真っすぐ打つ」ができるのかと言えば、絶妙なバランスだからです。

アクシスワン

普通はトゥ側が下を向きますが、ローズモデルを含めアクシスワンパターはトゥ側が上を向きます。

<実験動画>


重心がシャフトの延長線上にあるので、フェースを開いたり、閉じたりするほうが難しいのです。

従って、インサイドアウトまたはアウトサイドインに引いてストロークするゴルファーにとっては違和感を感じるかもしれません。一番シンプルに打ちたければおススメのパターです。

実際にローズが使用しているところをご覧下さい。



【初日のスタッツ】
パット数:22(1位)
ストローク・ゲインド・パッティング:+5.83(1位)

フェアウェイキープ率:50%(119位タイ)
パーオン率:50%(106位タイ)
平均飛距離:290.8ヤード(117位タイ)

全米オープン初日はショットが荒れていましたが、アクシスワンパターで相当カバーしていました。+5.83という数字は、パットがどれだけスコアに貢献したかを表しており、簡単に言えば「約6打はパットで縮めた」ということです。

ペブルビーチのグリーンは小さいので、乗せることができれば比較的バーディチャンスとなりますが、ローズほどバシバシ決めていた選手はいませんでした。

気になるお値段は約5万円。しかし、それだけの価値はあります。「真っすぐ引けない」「真っすぐヘッドを出せない」と悩んでいるゴルファーにとっては持って来いのパターだと思います。
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