my caddie 編集部です。
先日、トーキョージャンボゴルフセンター(東京都足立区)で
USTマミヤの新シャフト「ATTAS(アッタス)11」の試打会がありました。
読み方は「イレブン」でも「じゅういち」でもなくトランプの「J(ジャック)」。高弾道市場を“ジャック”するという意味も込められています。
ATTASシリーズ第11作目のコンセプトは
飛びの切り札で、価格は40,000円+税、発売日は2019年9月13日(金)の予定です。
4つの特徴
デュアル・トルク・システムがATTAS史上最高の高弾道を実現 デュアル・トルク・システムが今回、新開発されました。リリースによると「中間部のねじれ剛性を高め、手元部と先端部のねじれ剛性を抑えた」のが同システム。「切り返しではタメが自然に生まれタイミングが取りやすく、インパクトでは先端部のトルクによりヘッドが上を向く挙動を実現しました」とのこと。
試打インプレッションとしては振れば振るほど球の角度が上がっていく印象を受けました。ランに関しては分かりませんが、キャリーが伸びていると感じたので、林の上からショートカットなんてことも難しくないかもなと思いました。
最先端カーボン繊維「M40X」が弾き感と振りぬきやすさを演出 シャフトの先端部に東レの新素材「M40X」が採用されています。
東レ(ちなみに創業時は東洋レーヨン)は2018年11月に高圧縮強度と高弾性率を両立させた新しい炭素繊維「トレカMXシリーズ」を開発したと発表し、そこで「M40X」の強度が約3割アップになったことが明らかとなりました。
これがシャフトとどう関係があるかというと、インパクト時の押し込みが強くなります。もともと「M40X」の弾道率は高かったので、強度が増したことにより、その素材を採用した「ATTAS 11」もパワーアップということです!
コスメティックを一新。集大成のその先へ。「輝けるプレイヤーに輝けるシャフトを」というATTASシリーズのコンセプトは引き継がれているので「ATTAS 11」もオシャレ。なおかつ、スイングを邪魔しないデザインとなっています。
ドライバーを打つ時、基本的に見ているのはクラブヘッドで、シャフトはあまり目に入ってきませんが、激しいデザインすぎるとチラチラすることも。
「ATTAS 11」の上半分は明るいですが、下半分はシルバー寄りのホワイトと、見慣れた光景なので普段通り打つことができます。また、ホワイトはリフレッシュ効果のある色と言われています。
新HTTテクノロジーを搭載。振り感はそのままにエネルギーロスを防ぐ。
「先端部の曲げ剛性を高めた新HTT(Hard Trajectory Tip)テクノロジーが、デュアル・トルク・システムの挙動と弾き感は損なわずに、オフセンターヒットによる当たり負けやエネルギーロスを抑制します」
つまり、ミスショットでもそこまで弱い球にならず、飛距離もさほど落ちないということです。
ちなみに「オフセンター」は「センター(芯)」から「オフ(外れた)」部分という意味。最近よく聞くワードだと思います。毎回、芯に当たれば最高ですがプロでも至難の業。アマチュアであれば芯を喰う確率はグッと下がります。
そこでオフセンター。もちろん芯に当たった時が一番飛び、ミート率が上がるよう各メーカーは日々研究していますが、加えて、トゥやヒールに当たった時でも飛距離ロスを1割などに抑える新技術も同時に研究しています。
スペック
おまけ
→アッタス11の詳細は
こちら