my caddie 編集部です。
19日、神奈川県のハンズゴルフクラブでミズノの新製品発表会が行われ、黄金世代の原英莉花プロと吉本ひかるプロが登場。試打インプレッションをし、新アイアンをアピールしました。
アイアン
上から920、520、120
「Mizuno Pro(ミズノプロ)」アイアンの新モデル「
920」「
520」「
120」の3種類が9月20日に発売されます。
920
原プロは「
918」の後継モデル「920」を試打しました。
「抜けがいいです。大きいヘッドのものは突っかかるイメージがありましたが920はポケットがダブルになっていて良いアイアンだと思います」
「920」はダブルポケットキャビティ構造(大きな穴が開いている!)なのでスイートスポットが広くなり、反発性能も上がったので飛距離アップに成功!
ボロン鋼 また、ボロン鋼という粘り強い特性を持った軟鉄鍛造素材がさらに反発性能を上げています。ヘッド素材のマイルドスチール(S25C)にボロン鋼を0.003%添加したことで、フェース部の強度がアップ。フェースとソール部の薄肉化を可能にしました。
520
吉本プロは「
518」の後継モデル「520」を試打しました。
「易しいので替えやすかったです。ミスしても大きなミスにならないので安心して打てます。打感も良くて顔もいいので振り抜き易いです」
キャビティ部ヘッド中央に比重の小さなチタンが内蔵され、トゥ側には比重の大きなタングステンが配置(#4-7)されているので、トゥ・ヒール慣性モーメントが大きくなりました。結果、打点がズレても飛距離の低下を抑え、安定したコントロール性能を発揮します。
また「581」と比較すると、ロングアイアンからミドルアイアンのソール幅が少し広くなりました。スイートスポットをより低く、重心深度を深くすることに成功。ボールが上がりやすくなりました。
120
「これがミズノだ!」という美しい顔をしています。プロが好むマッスルバックよりは易しくなっていますが、ある程度のスキルがないと操れないアイアンという印象でした(実際に試打してみ結果…)。
Image: Mizuno
「120」は各番手ごとにブレードの厚みが違います。ロングアイアンとミドルアイアンはスイートスポットが低く、ショートアイアンはスイートスポットが高く設計されています。
また、前モデル「118」と比較すると、リーディングエッジがより地面に近くなり、丸みも加わりました。結果、つっかかりが減り、抜けのいいアイアンに!
ちなみに、このヘッドは仕上げ前の銅下メッキ。けっこう、貴重な画像です(笑)。
ウェッジとアイアン型UT
3種類のアイアンに加え「T20」ウェッジ、アイアン型ユーティリティ「
FLI-HI」が9月20日に発売されます。
Image: Mizuno
ウェッジは
ブルーIP仕上げと
サテン仕上げの2種類で、大きな特徴は
タテ溝になっていること。肉眼では確認できませんが、タテ溝がボールとフェースの間に入り込む雨や露を排水し、悪条件下でも高いスピン量をキープできるそうです。
Image: Mizuno
「FLI-HI」は中空内部のトゥとヒールの部分に比重の大きなタングステンが内蔵され、トゥ・ヒール慣性モーメントが大きくなりミスヒットに強くなりました。
また、フェースには高強度のクロムモリブデン鋼が採用され、ミズノ独自の鍛造コアテックフェースにより反発性能が上がり、伸びのある力強い弾道を生み出します。
→ミズノプロの特設サイトは
こちらNo.1 フィッティング
Image: Mizuno
ミズノは2017年9月から販売戦略を見直し、フィッティングに力を入れています。上記の「SHAFT OPTIMIZER(シャフトオプティマイザー)3D」は3球打つだけでスイングを構成する9つの要素を瞬時に計測するという優れもの。
シャフト、ヘッド、ライ角などを組み合わせベストクラブを見つけられるのがミズノの良さ。見た目や店舗で少し振って選ぶのもいいと思いますが、時間があればフィッティングをオススメします。
原プロ、吉本プロが素晴らしい球を打てるのはフィッティングをしているからです。もちろん、スイングも素晴らしいですが、そのスイングに合ったクラブを使わなければ最大限のパフォーマンスは披露できません。
特にアイアンのライ角は打てば打つほど徐々に変わってくるので、定期的に調整する必要があります。9月20日に発売する「
920」「
520」「
120」を選ぶ時も、ミズノでフィッティングをすれば自分に合ったモデル、シャフトとの組み合わせなど、自分だけのアイアンが見つかると思います。
→フィッティングの詳細は
こちら