COBRA DARKSPEED シリーズ発売 驚くべきスピードと飛距離をかなえるために設計
my caddie 編集部です。
プーマジャパンは1月31日に都内で新製品発表会を行い、3月9日に「COBRA Golf」から新製品「COBRA DARKSPEED(コブラダークスピード)」シリーズを発売すると発表しました。
「DARK SPEED」という名前は「アインシュタインの相対性理論によるとこの世に存在するものの中では光が一番速い」という説をもとに「その光をも飲み込む速さを持つ暗闇=DARK」という部分に由来。
スピードの集大成ともいうべき製品なのだといいます。また「DARK」という名の通り、黒を基調にしたデザインで、見た目のカッコ良さにもこだわっています。
ドライバーの特徴はスピードという名前にも表れているように、いかに速く振れるかにをコンセプトに開発。中でも、スイング中の空気抵抗を軽減するための形状を研究しつくして生まれたヘッド形状は、究極のエアロダイナミクス・シェイピングとのこと。
ドライバーは3モデルですが、ヘッド形状は異なれど、ターゲットゴルファーが、スイングのスタートからフィニッシュまで全体を通して空気抵抗を軽減し、ヘッドスピードの最大化が図れるようなデザインを採用しています。
チタンボディにL字型のカップフェースを採用。フェース面は全体を15のポイントに分割し、AIを駆使して、それぞれのポイントを戦略的な厚さで設計。
フェース全体のより広い範囲で反発性能を高めて、ボールスピードを最大化させる「パワーシェル AI H.O.Tフェース」となっています。また、前作よりもフェース面積を10%拡大し、その効果をより高めています。
ヘッド内部には「パワーブリッジ・ウェイティング」を搭載。前作よりも低く、フェース寄りに配置され、溶接部分がなく、フェースとソールそれぞれから浮いた状態で装着されていて、より速いボールスピードと優れた打感をもたらします。
ドライバーは「DARKSPEED LS」「DARKSPEED MAX」「DARKSPEED X」の3モデルをラインアップ。
「DARKSPEED LS」のLSは「ロースピン」を意味し、投影面積も小さめで叩けるイメージを持たせるヘッド形状で浅重心設定となっており、ツアープレーヤーに代表されるようなヘッドスピードの速いプレーヤー向けのモデルです。
「DARKSPEED MAX」は高い慣性モーメントを実現し、ドローバイアス設計を施しているので、しっかりと球をつかまえて安定的に飛ばせるモデル。
「DARKSPEED X」は「LS」と「MAX」のちょうど中間のモデルとのことで、高慣性モーメントと低スピンを両立させたとしています。
それぞれ内部のウェイトのほか外付けのウェイトも搭載し、ウェイトチェンジをすることで思い描いた弾道を実現しやすくなりました。
また、戦略的なヘッド形状と異なるウェイトポジションとしたことで、ターゲットプレーヤーが求めるつかまりと弾道の高さをかなえ、3タイプのヘッドを揃えることで、より幅広いゴルファーニーズに応えています。
フェアウェイウッドもドライバーと同様に3モデルをラインアップ。その中でも、「DARKSPEED LS」フェアウェイウッドは、チタンボディとタングステンウェイトを採用し、さらなる飛距離性能の追求を図ったモデル。
こちらは、契約選手以外のツアープロたちの使用も目立っているそうで、強い球が出ると高く評価されているとのことです。
ユーティリティとアイアンは1モデルのみのラインアップ。ユーティリティはフェアウェイウッドと同様のテクノロジーを搭載し、安定感のあるヘッドから力強い高弾道を放ち、長い距離のセカンドショットでも狙っていけます。
アイアンは中空構造を取り入れながら、内部にパワーブリッジウェイトシステムを配置。1本の支柱で吊り下げられ、金属同士の固定はしていない構造で、フェース面がより柔軟に動き、速いボールスピードをかなえます。
空間部分にはソフトな920Dフォーム材を注入。パワーブリッジを固定するとともに、インパクトの衝撃を和らげて、心地よい打感も実現させるとしています。
「パワーシェル AI H.O.Tフェース」「パワーブリッジ・ウェイティング」に関しては、すべてのアイテムで採用しています。
レディスモデルは「COBRA DARKSPEED MAX WOMEN’Sドライバー」、「COBRA DARKSPEED MAX WOMEN’Sフェアウェイウッド」「COBRA DARKSPEED WOMEN’Sレスキュー」「COBRA DARKSPEED WOMEN’S アイアン」をラインアップ。
日本人の女性ゴルファーを対象にテストを重ねて開発した軽量オリジナルシャフトに加え、軽量化された細めのグリップを採用。2種類のフレックスをラインナップし、女性ゴルファーの中でも異なるスイングスピードに対応しています。
今回の発表会では、ゲストに2023年の世界ドラコンチャンピオン、カイル・バークシャー選手を招き、プロキャディで、コブラ・アンバサダーでもある進藤大典氏とともにトークショーを実施。
579ヤードというとんでもない世界記録を持つバークシャー選手は、コブラのドライバーの開発にも関わっているとのことで、飛距離に対して貪欲なフィードバックで、より速く振れるドライバー誕生をアシストしているそうです。
トークショーのあとは、その驚くべき飛距離を披露。ドラコン用ではなく、通常のドライバーで軽く振って、380ヤードの飛距離を出し、集まった関係者からは驚きの声があがっていました。
驚くべきスピードをかなえる「COBRA DARKSPEED」シリーズ。3月9日の発売が待ち遠しいモデルです。
■COBRA GOLF JAPAN