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フェアウェイウッドの打ち方|初心者にありがちなよくあるミスとは?

更新日:2024/07/25 17:07
フェアウェイウッドの打ち方|初心者にありがちなよくあるミスとは?
(C)Getty Images

 

フェアウェイウッドはドライバーの次に距離を稼げるクラブですが、苦手としている方も多いかと思います。この記事では、フェアウェイウッドの特徴、基本的な打ち方や初心者によくミスなどを紹介します。

フェアウェイウッドの特徴

フェアウェイウッドは長い距離を打つのに適したクラブであり、ティーショットやフェアウェイからの第2打、第3打などで使います。

フェアウェイウッドの主な特徴として、クラブヘッドが大型で低重心であることが挙げられます。この設計によりミスショットを減少させ、ボールを簡単に上げることができます。

また、フェアウェイウッドはシャフトが長いため、スイングスピードを上げやすく、飛距離をドライバーの次に出すことができます。

フェアウェイウッドの基本的な打ち方

構え方

フェアウェイウッドの構え方についてですが、まずボールの位置はスタンスの中央よりもやや左側に置きます。これにより、クラブのフェースが適切な角度でボールに当たるようになります。

次に、スタンス幅は肩幅くらいにします。膝を軽く曲げ、体重を両足に均等にかけることでスイング中のブレを防ぎます。背筋を伸ばし、リラックスした姿勢を保つことも大切です。

手元の位置はボールの真上ではなく、やや内側に引き寄せるように構えます。これにより、クラブヘッドがスムーズにボールに向かって降りてくる軌道が作られます。

ボールの位置

フェアウェイウッドのボールの位置はスタンスの中央からやや左寄りにします。これにより、クラブヘッドがボールに対して最適な角度で当たり、スイートスポットにヒットしやすくなります。

また、ボールが左足の内側に位置することで、スイングの最下点でボールを捉えやすくなり、適切な打ち出し角になります。スタンスが狭すぎたり広すぎたりすると、ボールの位置がズレてミスショットの原因となります。

手元の高さ

手元の高さを気を付けることで、ボールを正確に打つことが楽になり、飛距離が上がり、方向性も良くなります。理想的な手元の位置は、ボールの正面か少し前にセットすること。これでクラブヘッドがボールに対して適切な角度で当たるようになります。

さらに、手元の位置が安定しているとスイングのリズムも良くなり、一貫性のあるスイングになります。練習時にはミラーなどを使って手元の位置を確認し、常に正しい位置にセットできるよう意識しましょう。

目線をどこに置くか

目線を適切なところに置くことでスイングバランスが良くなります。

まず、アドレスの段階で目線はボールの後方、少し先を見るようにします。これはスイングの軌道を意識しやすくするためです。

次に、インパクト時にはボールに集中し過ぎず、自然に目線を前方に移動させることがコツ。これにより、体の動きがスムーズになり、クラブヘッドが正しい軌道を描きやすくなります。

最後に、フォロースルーでは目線をターゲット方向に向け、フィニッシュを意識します。これで、次のショットに備えた良い姿勢を保つことができます。目線を意識するだけでショットがより安定し、結果としてスコアアップにも繋がります。

スイング

スイングの基本となるのはリズムとバランスであり、上手くスイングするためにはしっかりとしたアドレスを取ることが重要です。

次に、アドレスが決まったらスムーズにバックスイングをしましょう。このとき、あまり手首は使わず、体全体を使ってクラブを上げることがポイントです。トップからダウンスイングに行くときは、体重移動を意識しながらクラブを振り下ろすことが重要です。

インパクトの瞬間には、ボールをしっかり打つために手を緩めず、クラブフェースを正確にボールに向けることが重要です。最後に、フォロースルーを忘れずに、スイングを最後まで続けることで安定したショットが出ます。

フェアウェイウッドを上手く打つコツ

フェアウェイウッドに任せる

フェアウェイウッドは、ロングアイアンに比べてヘッドが大きく、スイートスポットが広いので、初心者でも飛距離を出しやすいクラブです。さらに、シャフトが長く重心が低いため、ボールを高く上げやすいという特徴もあります。

しかし、これらの特性を生かすためには、まずスイング時には胸を開きすぎず、自然なスイングを心がけましょう。また、フェアウェイウッドのヘッドの重さを感じながら振ることでより安定します。

スイープするように打つ

フェアウェイウッドの基本的な打ち方の一つとして、地面の上を滑らせる(スイープ)ように打つ方法があります。

まず、アドレス時にはボールの位置を中央よりやや左にし、クラブフェースが地面と平行になるように構えます。このとき、手元の位置がボールの真上にくるように意識しましょう。

また、スイングの際には手元を先行させず、クラブヘッドが地面を軽く滑るように振り抜くことがポイントです。目線はボールに固定し、体の回転を意識してスムーズにスイングすることで、地面を滑らせる感覚を得られます。

ボールは勝手に上がってくれる

フェアウェイウッドを打つ時は、ボールを無理に高く上げようとしないことがポイントです。

フェアウェイウッドは、ロフト角が少なく、重心が低い設計になっているため、自然とボールが上がりやすいクラブです。そのため、意識して高く上げようとするとスイングが乱れやすく、ミスショットになる可能性が高まります。

おすすめはスイープに打っていくか、少し上から叩くことです。また、ダウンブロー気味だとライが悪い状況でも安定したショットが期待できます。

フェアウェイウッドのよくあるミス

ダフる

フェアウェイウッドのスイングはアイアンに近い部分があるので、アイアンの感じで打ってしまうとダフることがあります。原因は左足に体重をかけ過ぎていることにあるので、右足に体重を少しだけかけて、上手く体重移動しながら、ソールを滑らせて打ちましょう。そうすることでダフりが減少されます。

トップする

フェアウェイウッドでトップする人は、右足に体重が乗り過ぎているかもしれません。なので、左足に体重を乗せるように意識しましょう。また、ボールを捉えた時にクラブヘッドが最下点になるように、ほんの少しですがアッパーブローに振ることも効果アリです。

まとめ

ドライバーに限らずですが全体的に飛距離が出てくれば、男性の場合、フェアウェイウッドを打つ機会は減りますが、逆に初心者のうちはフェアウェイウッドを多用します。ここで苦手意識が出るとスキルアップの妨げになるため、滑らして打ったり、叩いてみたりと自分に合った打ち方で攻略してみて下さい。

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