ブルーの後継？　藤倉コンポジットからスピーダーNXバイオレットが新登場

　my caddie 編集部です。

　先日、藤倉コンポジットから「SPEEDER NX VIOLET」が2024年9月12日に発売されると発表がありました。

　初代スピーダーNX（ブルー）は2021年に発売され、このバイオレットで4代目。ブルーの後継なためキックポイントは中調子。また、色はバイオレット（すみれ色）で、10年以上前に発売された「モトーレ XD410」を少し濃くした感じ。遠くから見ればベンタスブルーにも見えなくもないです。

　バイオレットには「DHX」がという新技術を搭載。これは、45度以外の第2のバイアス層を新たに積層することにより、ヘッドスピードを最大化させ、飛距離をアップせるというもの。また、Tip400～500ミリ付近の剛性を高めることで、慣性モーメントの高いヘッドに適合します。

　バイオレットの位置づけとしては、ブルーよりも高弾道で少し低スピン。試打した感じでは、Tip400～500ミリの剛性が高まったからか、捕まり度合いが強めになったような気が。なので、プッシュしてそのまま右にドーンと行くこともありましたが、ドローになって戻って来てくれるというショットもありました。

　担当の方に聞いたところ、男子だと長野泰雅選手、女子だと野澤真央選手、上野菜々子選手、アマチュアの六車日那乃選手、木村彩子選手（フェアウェイウッド）が使用しているとのこと。

　ブルーからの移行はもちろん、グリーン（中調子）からもスムーズに移行できると感じられたバイオレット。ドライバーにもウッドにも使えるこのシャフトでガツーンと飛ばしたいですね。なお、価格は49,500円（税込）です。

■スペック詳細
40S：53g、トルク5.4°、バット径15.10mm

50S：57.5g、トルク4.6°、バット径15.30mm

60S：67g、トルク3.4°、バット径15.35mm

70S：77.5g、トルク3.0°、バット径15.45mm