クラフトモデルは工房と言われる店舗で手に入る 気軽に寄りやすいオシャレな店舗が増加中
工房はリシャフトやグリップ交換、クラブの調整や修理を行うほか、クラフトモデルの購入ができるショップでもあります。
ゴルフの工房と聞いて「こだわりの強い怖い職人がいて、初歩的な質問をすると怒られそう」「ゴルフが上手そうな常連の方たちのたまり場になっていて、一見は入りにくい」「まだ、そんなレベルじゃない。鼻で笑われそう」など、敷居の高さを感じている人も多いかと思います。
確かに一昔前は、そういったショップも多かったのですが、最近はフレンドリーなショップも多く、初歩的な質問にも、わかりやすく、親切、丁寧に答えてくれます。不調の原因がクラブにあるのかもしれないと疑ったときに、クラブをどんな風に調整をすれば、ミスを防ぐことができるのか、具体的なアドバイスをしてくれることも多いのです。
以前はクラフトモデル自体が、一部の上級ゴルファーに向けたアイテムが多く、アベレージレベルのゴルファーは手を出しにくいものが多かったのですが、最近は幅広いゴルファーに対応できるモデルも多くなってきています。それに合わせるかのように、オープンで明るいイメージの工房が増えてきました。
ゴルファー同士が交流しやすいよう、カフェスペースを設けている所や、工房単体でお店を構えるのではなく、練習場やレッスンスタジオに併設する工房も多くなってきています。工房単体だと敷居が高く感じられますが、練習のついでにクラブのことを相談できるショップも増えてきているのです。
そんな風に練習場に併設している所はもちろん、計測機器の充実で、試打スペースを設けて、そこでスイングのデータを採って、それらをもとに最適なクラブ選びを手伝ってくれるお店も多くなっています。
工房にいるクラフトマンはクラブに精通しているだけではなく、アマチュアのスイングの癖もよく分かっているので、どんな風にクラブをカスタマイズするべきか、的確なアドバイスをしてくれます。自分専任のクラフトマンを味方につければ、クラブ選びもラクになるし、更なるレベルアップも目指しやすくなります。
また、最近はオシャレなカフェを併設していたり、セレクトしたブランドのウェアの販売を行っているなど、お店ごとの特徴があります。自分が求める商品を扱っているショップはどんなところなのか、探索に出かけてみるのも楽しそうです。
とはいえクラフトモデルは、パーソナルメーカーごとに数多く存在するため、お店ごとに扱うアイテムが異なっています。気になるショップを見つけたら、どんなアイテムを扱っているのかを知る必要があります。
逆に、欲しい、気になるクラフトモデルがある場合は、メーカーのホームページから取り扱いショップを探す方法もあります。大半のメーカーは自社のホームページに取り扱い店舗のページを設けているので、自分が通いやすいお店を探して、足を運んでみると良いでしょう。もし、店舗ページがない場合は、直接、メールでメーカーに連絡を取れば、親切に教えてくれます。
人とは違うこだわりのアイテムに出会うために、いろいろ調べてみる時間すら、愛おしく感じられる、そんな気持ちにさせてくれるのではないでしょうか。お気に入りのアイテムを探す時間を楽しんでください。