ゴルフグリップを交換する理由とは?交換方法や費用は?
ゴルフグリップは唯一、直接クラブに触れるところなので、自分に合ったグリップをクラブに装着していないとナイススイングをしてもナイスショットが出ない可能性も…。この記事ではグリップを交換する理由や交換方法などを紹介します。
グリップは摩耗していきます。頻繁に使うことでグリップが滑りやすくなり、インパクトで緩んでしまうこともあります。特に湿気や汗による影響で劣化が早まることがあります。
新しいグリップに交換すると、手にしっかり感が伝わって来ます。これによりショットの精度が上がり、プレーの質が高まります。また、手の大きさや握り方に合わせて最適なグリップを選ぶことで、パフォーマンスがもっと良くなります。
グリップは衛生面的に考えても交換した方が良いです。長いあいだ使用したグリップは汚れが付着しやすく、不衛生になることがあります。これを防ぐためにも定期的にグリップを交換すべきです。
メンタル的な効果も無視できません。新しいグリップを装着することで気分が一新され、集中力やモチベーションが上がることがあります。
季節や天候に応じたグリップの選択も考慮に入れましょう。例えば、湿気の多い夏場には滑りにくい素材のグリップが適しており、寒い冬場には柔らかい素材のグリップが握りやすいです。
テクノロジーや素材の進化により色々なグリップが続々発売されているので、古いグリップではなく、最新素材を使用したグリップならもっと良いショットが出るかもしれません。
まずは必要な道具を揃えます。用意するものは、グリップ、グリップテープ、カッターまたはナイフ、溶剤、作業台や固定具です。
ステップ1:古いグリップを取り外します。カッターやナイフを使って、古いグリップを縦に切り開きます。切り開いたら、グリップをクラブシャフトから引き剥がします。注意点として、シャフトに傷をつけないように慎重に作業を行ってください。
ステップ2:古いグリップテープを取り除きます。クラブシャフトに残った古いテープを剥がし、完全にキレイにします。溶剤を使ってシャフト表面を拭き取り、残った粘着剤をきれいに除去します。
ステップ3:新しいグリップテープを巻きます。シャフトの先端から適切な長さにカットしたグリップテープを巻き付けます。テープの端をしっかりと押さえつけ、シャフトに密着させます。
ステップ4:新しいグリップを装着します。溶剤をグリップの内側に長し込み、シャフトにも塗ります。溶剤を使うことで、グリップがスムーズに入ります。グリップをシャフトの先端に合わせて押し込み、最後までしっかりと装着します。
ステップ5:グリップの位置を調整します。グリップをシャフトにまっすぐ装着したら、適切な位置に調整します。このとき、グリップのロゴやマークが正しく配置されているか確認しましょう。
ステップ6:乾燥させます。新しいグリップが完全に固定されるまでは数時間かかります。溶剤が完全に乾燥するまで待つことで、グリップがしっかりと固定されます。
グリップ交換にかかる費用ですが、専門のゴルフショップに依頼する場合、1本あたり500円から1,000円が一般的です。グリップを持ち込まず、そのショップでグリップも買う場合は、その料金が上乗せされます。
自分で交換する場合、グリップのほか、グリップテープや溶剤、専用のカッターなどが必要です。これらの道具の合計費用は1,000円から3,000円程度です。
1947年、世界で初めてラバーを使って開発されたグリップがゴルフプライドです。60年以上の歴史があり、プロアマ問わず多くのゴルファーに愛されていて、グリップに迷ったらゴルフプライドを選べば間違いなしです。
イオミックは松山英樹選手が使用していることで有名。「ゴルファーの心理を知りつくし、求められる要求に科学的根拠で応える」がポリシーです。
グリップと言えばブラックが主流でしたが、2004年に発売したカラーグリップはそのカラフルなルックスから大きな話題を呼び、ブラック以外のカラーのグリップを使用する人が増えたきっかけになりました。
エリートグリップは、何を作りたいかではなく、プレーヤーが何を求めてるかという視点に立っており、こだわるのは商品作りではなく製品作りと言います。ゴルフ用品のほか、釣具用品やアウトドア製品も提供しているため、それらのノウハウもグリップに詰まっています。
ゴルフにおいてグリップは重要なパーツの一つなので、この記事を参考にしながら、交換してみたり、新しいグリップを試してみたりして、ゴルフライフをより良いものにして下さい。