12月13日発売のUSTマミヤの新シャフト「ATTAS RX SUNRISE RED」試打レポート!
my caddie 編集部です。
2024年12月13日に発売されるUSTマミヤの「ATTAS RX SUNRISE RED(アッタス アールエックス サンライズ レッド)」はアッタスの新シリーズ「RX」の第一弾としてラインアップされるモデル。つかまりを求めた先調子とのことですが、どんな振り心地なのか、ツアープロ予備軍の女子選手に試打をお願いしました。
RXとは、prescription(処方箋)、あるいはrecipe(処方)を意味する医療界の略語を意味しているそうで、ゴルファーの悩みをシャフトで解決するための処方箋という意味が込められています。
ATTAS RX SUNRISE REDは、つかまりを求めた先調子。メーカーの資料によると「手元から中間部に四軸織物を採用したことで、しなる方向のバラつきを抑え、切り返しで安定した挙動を実現。また、ベースとなるマテリアルに高強度タイプを採用し、手元部から中間部の剛性を高め、先端部が加速し走りやすくなることで極限のつかまりをもたらします。ロボットテストでは、同じ先調子系ATTAS KINGと比べ、サイドスピン(スライス回転)が半減しました(10球平均)。「トレカ M40X」による新HTTテクノロジー(はしって、とらえて、飛ばす)を先端部に採用。走り系シャフトにありがちな当たり負けやシャフトのブレを抑え、歴代の先調子モデルよりもわずかに先端剛性を高めることで、走りながらも飛躍的にボールストライクを向上させています」とのことです。
先調子にありがちな意図しない動きが出にくく、タイミングが取りやすいシャフトに仕上がっているようです。
試打をしたのは薮下真衣選手。打ってみた感想を聞いてみると、「先調子ですが、走り系シャフトにありがちな意図していない動きがないので、タイミングも取りやすく、しっかりと球をつかまえて飛ばせる感じがしました。球も上げやすいのですが、ふけあがる感じは全くないので、理想的な弾道が出ていました。飛距離も出ていたので、機械の設定が甘くなっているのでは?と疑って、スタッフの方に聞いてしまったほどです。もちろん、設定は通常通りでした(笑)。実は、私がいま使っているドライバーのシャフトはアッタス V2の5SRなのですが、今回はいろいろ打ち比べたところ、5Sのスペックが振りやすかったです。この安定感と飛距離は試合で試してみたくなりますね」と話してくれました。
編集部員もレベルは違えど、試打させてもらいましたが、薮下選手が言う通り、タイミングが取りやすく、理想的なドロー弾道でいつもより飛距離が出ていました。自分のゴルフの処方箋になってくれるかも?と期待が膨らみました。レベルを問わず、好結果が得られるシャフトと感じました。
■薮下真衣(やぶした・まい)
1998年5月生まれ。広島県出身。B型。同志社大学女子ゴルフ部在籍中はキャプテンを務め、人気テレビ番組「ゴルフサバイバル」2023年1月の陣で見事優勝を果たした実力者。現在は、LPGAプロテスト合格を目指しながら、日本橋のゴルフ工房「fmill」でレッスンやフィッティングを行なうとともに、クラフトウーマンとして活躍中。