ガーミン最高峰のゴルフGPSウォッチ「Approach S72」 ゴルフ・スイング・身体データを1本で一元管理【体験レポート】
ガーミンジャパンは、ゴルフ用GPSウォッチのフラッグシップモデル「Approach S72」を発表しました。2026年10月15日より予約受付を開始し、47mmモデルは同月22日、43mmモデルは11月上旬に発売されます。
発表会には、契約コーチの遠藤プロも登壇。実際のデモンストレーションや、メンタル・身体データに関するトークを交えながら、最新機能の精度と実用性が紹介されました。
my caddie編集部が現地で取材し、「Approach S72」の進化したポイントや試打レポートをお届けします。
■発売概要・ラインアップ
・モデル展開:47mmモデル / 43mmモデル(2サイズ展開)
・価格:128,000円(税込)
・発売日:
47mmモデル 10月22日発売
43mmモデル 11月上旬発売
・主な仕様:チタンベゼル、サファイアレンズ、AMOLEDディスプレイ、超軽量ナイロンバンド、第5世代光学式心拍計、LEDフラッシュライト、スピーカー&マイク搭載
「Approach S72」は、「コースマネジメント」「スイングづくり」「コンディション管理」という、スコアアップに欠かせない3つの要素を1本でサポートします。
高級感のあるチタンベゼルと傷に強いサファイアレンズを採用しながら、47mmモデルで48g、43mmモデルで41gという軽量設計を実現しました。
さらに、高精細なAMOLEDディスプレイに加え、暗所や早朝の準備に役立つ「LEDフラッシュライト」、通話や音声操作に対応する「スピーカー&マイク」をシリーズで初めて搭載しています。
最新の第5世代光学式心拍計を搭載し、睡眠の質やBody Battery(身体エネルギーの残量)、ストレスレベルなどを計測・可視化。日々のコンディション管理を通じて、ベストパフォーマンスを目指せます。
また、新たに心電図機能にも対応しました。
プレー中の心拍数をリアルタイムで確認できるだけでなく、アプリを使えば、どのホールのどのショットで心拍数がどのように変動したのかを振り返ることができます。
緊張感や精神状態がプレーに与える影響を客観的に把握し、今後のラウンドやトレーニングに生かせます。
腕時計に内蔵されたセンサーのみで、以下のスイングデータを計測・分析できます。練習場はもちろん、実際のラウンド中にもリアルタイムで計測できるのが特徴です。
・トップの位置:文字盤を時計の文字盤に見立て、手が何時の位置まで上がっているかを計測します。
・ハンドスピード:手の動く速さに加え、最大速度に達した位置(何時の位置か)を表示します。
・ハンドプレーン&トランジション:バックスイングとダウンスイングにおける手の動きの角度や軌道を計測し、再現性を確認できます。
・リストローテーション:アドレスからトップ、インパクトにかけての手首の旋回角度の変化を表示します。
・グリーンリーディング(有料サブスクリプション):カップ位置を登録すると、ボール位置から見た高低差(Up/Down)と曲がり幅(Right、Left)をわかりやすく表示。まるでキャディからアドバイスを受けているかのように、パッティングラインを直感的に把握できます。
・航空写真表示(有料サブスクリプション)::リアルなコースの航空写真を活用し、ターゲットやレイアップポイントの選定をサポート。コース攻略の戦略を立てやすくします。
会場では、遠藤璃乃プロからゴルフにおける「心拍データ計測」の重要性が語られました。
遠藤プロは以前、ツアー優勝経験を持つプロゴルファーへ「優勝した際、特にどのような点に気をつけてプレーしていましたか?」と尋ねたことがあるそうです。そのプロからの回答は「とにかく呼吸が乱れないように集中していた」というものでした。
ゴルフにおいてプレッシャーや緊張から心拍数が上がってしまうと、身体の力みやリズムの狂いが生じ、ミスショットの大きな原因となります。
遠藤プロは「自分の身体の状態や緊張度合い(心拍数)がリアルタイムかつ数値として可視化されることは、プレッシャーと向き合うゴルファーにとって非常に大きな意味を持つ」と述べ、Approach S72の身体データ活用機能の高さと先進性を絶賛しました。
会場の試打ブースでは、遠藤プロによるスイング計測のデモが行われました。
遠藤プロが9番アイアンでフルショットした際、バックスイングとダウンスイングのプレーンの差を示す「トランジション」は「0度〜4度」という極めて高い再現性を記録。一方、意識的にインサイドから煽ったりカットに入れたりする変則スイングを行うと、数値やリストのフェースアングルが即座に変化しました。
ハーフショットの試打では、トップの位置が「10時」と的確に表示されました。遠藤プロは「アプローチなどで振り幅がコントロールできないアマチュアの方は多いので、手元がどこまで上がっているかが数値化・可視化できるのはレッスン現場でも非常に使いやすい」とコメント。
また、自身のトランジションで「0」が出たことに対しても「しっかり元の軌道に戻っていることが確認できて嬉しい。再現性を高める目標ができ、練習がより楽しくなる機能」と感銘を受けていました。
ガーミンの「Approach S72」は、単なるコースナビゲーションの枠を超え、ゴルファーのスイングデータ分析から「緊張感(心拍数)の管理」や日々の体調管理までをシームレスに結びつける、まさに“次世代のゴルフパートナー”と呼ぶにふさわしい逸品でした。
メンタル面や体調も含めて最高のパフォーマンスを発揮し、スコアアップを目指すすべてのゴルファーにとって、手放せない1本となりそうです。