スコッティキャメロンのような打感硬めのピン型は自分の技術がなくタッチが合わず、かといって大きなマレットだと「まっすぐ引かなきゃ、まっすぐ……」となりイップスのようにショートもオーバーも出てしまう有様でした。そんな時にフリマサイトでこのパターを見つけ、現物は見ず、もちろん試打もせず、傷も結構ある商品でしたが安く出品されていたので、とりあえず何かのきっかけになれば…という藁にもすがる思いで購入。結果まさかの大成功でした。 ピンのパターは以前にフェッチという真ん中に穴があるデザインのマレットを使おうとしたことがありますが、上から見ると打面が狭く感じる見た目で、自分にはダメでした。 このCA70パターはいたって普通のハーフマレット。見た目にもそこまで打面が狭く見えず、スッと構えられます。また自分にとって大きかったのは、ピン純正のPP60（ラムキン社製）という「ザラザラ・ちょい硬め・五角形」のグリップがはまったこと。加えてクロスハンドにすることで飛躍的にストロークが安定しました。 インサートがあるため打感も打音もそこそこ柔らかく感じますが、手にはしっかりと感触があり、これが自分の感覚と合っています。またサイトラインが長いので、その延長線上にまっすぐ出せるような感覚があります。 ピンではセミアーク（自然な弧）のストロークにフィットするとうたっており、またハーフマレットなので、結構合う人がいるのではないかと思います。正直あまり見かけませんが、見つけたらぜひ試打してみてください。

ピンのi500パワースペック・モーダス120Sを長く使っておりましたが、①たまに強めのフックが出てしまう、②他のクラブとのロフト差を考慮し5番アイアンのロフトをちょっと寝かせたい、③シャフトを再考したいという3点を解決したいなと思っていたところ、中古ショップで出会いました。 試打すると飛距離・方向性ともに安定感があり、シャフトも重い割に疲れずタイミングがとりやすく、グリップも使用感の少ないカデロが挿さっていたため購入。5番のロフトは22.5→25になりましたが、PWは同じロフトで44のままとなり、ウェッジを変えるつもりのなかった私には都合がよかったです。 ショップの店員さんが「やさしいアスリート系」と説明してくれた通り、ちょうどいいサイズのフェースと厚めのトップブレード、構えるとやや角ばっており私は方向を定めやすく感じました。寛容性はやはり高く球もしっかり上がります。打感は思ったよりソフトでしたが、中空らしい爽快感もあり私は好みです。 シャフトをモーダス120→125にした影響もありますが、5番の飛距離は狙い通り少々落ちました。また球の高さは前よりも上がっており、安定感も出たので目標をデッドに狙っていけそうです。 オノフは数があまり出回ってないかもしれませんが、このモデルは発売から5年ほどたって価格はだいぶ落ち着きました。総合力が高くデザインもいい意味でシンプル。中級者～上級者が長く使っていけるアイアンだと思います！

元々はキャスコのドルフィンのチッパー（39度、55度）を使っておりましたが、一本にしようと思いピンも打ってみた結果、ピンを購入しました。比較して書きます。 ピンはキャスコよりもアイアンライクなので易しさの感じ方には個人差が出ます。トップラインの厚みも全然違います。私が使っていたものはキャスコが540グラム弱、ピンが460グラム程度、グリップの重量差は15グラムほどキャスコの方が重かったですが、ともにジャンボグリップ装着で結構差が出ておりました。 パター感覚でまっすぐ短い距離を打ちたい方はキャスコの方が合うかもしれませんが、ピンはアイアンやウェッジのような軌道で打てて、かつ100ヤード超のライン出しも安定してできるのが良いところです。一口でチッパーと言っても、使用したい場面や好みで選び方が変わる気がするので、重量や構えやすさをしっかり確認することをお勧めします。ゴルフを楽にするクラブなのに、アプローチでストレスを感じてはどうしようもないので…。 何にせよピンは少々軽めなチッパーなので、短いアイアンのような感覚である程度幅広く距離を打ち分けたいという方にお勧めです。パター感覚で短いアプローチ特化であれば、ドルフィンやオデッセイもぜひ打ってみてください。

中古とはいえ自分的には奮発して、4番からロブウェッジまでの10本セットを購入しました。85,000円弱です。 使ってみて正直なところ｢もっと早く使えばよかったな｣というくらい良いアイアンです。 ピンのGシリーズ特有のグースの強さが薄れましたが、十分打ちやすく、ストロングロフトでありながら球はしっかり上がってくれます。誰でも使えそうという意味で、寛容性も汎用性も高いアイアンだと思います。 操作性は、個人的にはドローが打ちやすかったです。フェードも打てますが、思ったより曲がらない感じで、ストレートフェードでした。G25やG30を使用してきた身としては、操作性は若干上がっていると思います。 シャフトは｢硬い！｣という感想も良く見かけますが、個人的にはそこまででもなく、変な動きをしない分NS PRO950よりも扱いやすく感じました。試打はした方がいいと思いますが、決して敷居の高いシャフトではないです。 軟鉄ではないですが打感は良く結構軽めで、芯に当たればクシュッとした感じになり、私は好きです。ミスヒットした時は自分でも打感で分かりますが、極端な飛距離ロスはないので安心して振っていけます。 徐々に中古の値段も下がってきているので、初級から中級くらいの、寛容性が高く構えやすいアイアンが欲しい方におすすめです！

某フリマアプリで8,000円で購入。 私には「これほんとに460？」というくらいコンパクトに見えます。しかし変なクセはなく、しっかり飛んでくれるドライバーです。 私は持ち球が低めの（ほぼ）ストレートで、このドライバーを標準で打っても低めの球が出ますが、初速は相当速いです。しかもヘッドの見た目に反してミスショットにも強いです。 自分のスイングをちゃんと伝えてくれるドライバーでありながら、ミスへの許容度もかなり高いので、どの層にも受け入れられる名器と思います。カチャカチャしながら自分の特徴をつかめるので、顔は違いますがタイトリストの910D2のようなイメージです。 飛距離性能も高く打感もいいので、見つけたらぜひ打ってみてください。

某フリマアプリで22,000円で購入。 過去のモデルですが、今でも使えるかなり良いアイアンと思います。 サイズは大きめのアイアンですが、同じカテゴリのアイアンと比較してトップフェースは薄め。弾道は超と言ってもいいくらいの高弾道でドーンと飛んでいきます。 操作性はそこまででもないですが、フェードとドローの打ち分けは可能。どちらかと言えばドローのが打ちやすいです。アウトサイド気味に入れれば、良い具合のコントロールショットを軽めのフェードで打てます。 軟鉄ほど感動的ではないですが、少々弾きのある打感は気持ちいいです。トップにも強く、ミスショットでも飛距離や曲がり幅は安定するので、初心者から中級者にドンピシャだと思います。 ビジュアルは鮮やかなイエローを含むので、鉄感のあるシンプルなアイアンが好きな人には向きません。私は目立つ色が好きで、かつこのアイアンを使っている人を見たことがなかったので入れてみました。そういうクラブを仕込みたい人には良いと思います。 意外とタマ数も少ないのかな？と思うので、見かけたらぜひ試打してみてください。構えて違和感のない人であれば今でも選択肢に入れていいアイアンだと思います。