シャフトの日本製、US製の違いについて
クラブでシャフトは日本製を使っているのにUS仕様と単に日本仕様がありますがどの様な違いがあるのでしょうか?
クラブでシャフトは日本製を使っているのにUS仕様と単に日本仕様がありますがどの様な違いがあるのでしょうか?
テーラーメイドのUS・日本の両仕様のドライバー・フェアウェイウッドを購入した感想です。
07モデルのバーナーは、シャフトの重量・トルクの表示は同じくらいなのに硬さはUSのRが日本仕様のS位に感じました。
私のヘッドスピードは44m/s位ですが、日本モデルのシャフトはグニャグニャに感じシャフトに合わせスイングする感じでしたがUSモデルは「もっと振ってこい!」てな感じでバッチリでした。ヘッドは基本的には同じですが、重量はUSモデルの方が数グラム重い様です。グルーで調整しているようで、打った時の音が日本モデルの方が澄んだ音がしました。(個体差もあると思いますが)
ツアーバーナーは日本モデルのSRよりUSモデルのRの方が硬かったです。日本モデルよりトルクが絞ってあり、シャフトの振動数を測ったところJPの248cpmに対し257と日本モデルのS(確か260ちょっと)に近い位だと思います。以上、だらだらと書きましたが、自分が使ってみた感想です。
US仕様と日本仕様の違いは硬さ(1フレックス近い違い)、重量です。
振り回して打ち、距離を出したいならUS、タイミングを合わせてシャフトのしなりで飛ばしたいなら日本モデルという感じです。
私の場合は重量にだんだん慣れてきた(振れてきた)時点で思いきり振れる安心感でスイングが大きくなり、強い球が打てるようになりました。
USモデルを安価で購入し、球数を打ってみるといいですよ!
やみつきになるかも!!
仕様に関しては、体格の差を考慮したものと思います。
US仕様ですと、やはり使用する方は身長180前後の体格の良い方ですし、日本仕様ですと体格的には173センチ前後の方を標準としていると思います。
スペックを見ると、US仕様ですとアイアンではライ角が2〜4度立っている(身長の高い方が打ちやすく、構えた際にソールがフラットになる)ため、日本人の170前後の方でしたら、ライ角が立ちすぎてしまい、ボールが真っ直ぐ打ち出しづらくなります。
ドライバーに関して言えば、シャフトが強めのものが多く、例えば日本製のグラファイト社のものであっても、USAグラファイトの場合はかなりスペック値的に厳しい仕上がりとなっています。USAのYS−7なんかはRシャフトでも70グラム後半の重量でトルク3.1程度となります。これが日本でR仕様として売られたら、厳しすぎて打ち切れませんよね。また、チップ径(シャフトの太さ)も日本仕様は335チップが殆どですが、US仕様ですと350チップが殆どで、太く固い仕上がりとなっています。
US仕様が悪く、日本仕様がよいわけではありませんので、ご自分の体格、強さ、技能等を考慮して選択なさればよいと思います。