ミルキークロームメッキとスレート仕上
2017/5/19(金)10:27
CallawayのMACK DADDY FORGEDに触手が伸びてきているところでミルキークロームメッキとスレート仕上げの違いがよく分かりません。どなたか教えてください。
CallawayのMACK DADDY FORGEDに触手が伸びてきているところでミルキークロームメッキとスレート仕上げの違いがよく分かりません。どなたか教えてください。
めっき加工の違いになります。
スレートに関しては既出の通りです。
ミルキークロームはウェッジ(素材)の上に銅ストライクめっき→ニッケルめっき→クロムめっきの処理になっているはずです。
一般的なゴルフクラブのクロムめっきは下処理めっきがニッケルストライクとなっており、ニッケルより柔らかい銅ストライクを施すことにより打感が多少ソフトに感じます。
更に顕微鏡レベルの話ですが、めっき加工は電解めっきという方法で行っているはずです。素材に電気を流すので静電気と同じく角張った部分に多く電気が流れ、厚くめっきが付きます。
従って極々僅か(体感することは恐らく不可)ですが溝のエッジ部分がどんどん丸くなるようにめっきが付きますのでスピン性能に影響あると思われます。
スレート仕上げのほうはノーメッキで、スレート(粘板岩の砥石)で研磨しただけのもの。錆びます。クロムメッキのほうは、多分、ニッケルメッキの下地の上にメッキ方法の違うクロムメッキを二重に施したもの。ミルキー云々はキャロウェイが勝手に名付けたものです。
余情残心