石川遼「海外へどんどん出ていって欲しい」 選手会長としての思い
3日、都内でジャパンゴルフツアー表彰式が行われ、選手会長の石川遼らが登場。石川は若手選手がどんどん海外へ飛び出していければと話した。
「シード選手の中でも年齢が若くなってきて、海外勢の活躍も今まで通り、構図としては強くなってきているので、日本人と海外選手のシード権争いが熱い戦いとなり、厳しい戦いになっている印象を受けました」
「最終戦にも出場していましたが、イム・ソンジェ選手など日本のツアーから海外に飛び立っていく選手が今後どんどん出ていって欲しいのが願いでして、海外で活躍するのは相当な力が必要ですが、日本の若手の選手がどんどん力をつけていって欲しいというのが選手会長としての思いです」
ゴルフ人口、ゴルフ場が減ってきていることに触れ「(それでも)メディアの皆さんがゴルフに関してもっともっと盛り上げようという気持ちで、記事を取り扱って頂いて感謝しかありません。僕らはそういう部分で露出するのがプロとしての大きな仕事でもあります。全く露出されなくなったら、僕らはただただゴルフがちょっと上手いだけの団体になります」。
「皆さんの大きな力もあって、昨日(最終戦 ゴルフ日本シリーズJTカップ)もたくさんのファンが集まり、視聴率が良かったということで、皆さんのおかげだと思っています。僕らも皆さんが魅力を感じるような試作をたくさん考えているので、一丸となってゴルフ界を盛り上げたいと思っています」
盛り上げるために石川はピンフラッグを制作・販売し、より多くのファンがサインを貰えるように取り組んだりと、選手とファンが一緒になって触れあれる機会を増やしてきた。2019年は日本で初めてPGAツアー「ZOZO CHAMPIONSHIP」が開幕するなどエキサイティングな年になる。27歳の選手会長は引き続きゴルフが盛り上がるよう尽力する。
(写真:ISM)