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ピンゴルフが「G430」を発表 ドライバーは進化したヘッドで「激飛」か

2022/10/11 18:27
ピンゴルフが「G430」を発表 ドライバーは進化したヘッドで「激飛」か
左から塚田好宣、大岩龍一、永野竜太郎、鈴木愛、比嘉真美子、セキ・ユウティン(写真:ISM)

 

 11日、ピンゴルフの新製品発表会が行われ、塚田好宣、大岩龍一、永野竜太郎、鈴木愛、比嘉真美子、セキ・ユウティン(中)が出席した。

 今回発表となったのはG430シリーズ。ドライバーは高MOI(慣性モーメント)で叩いてもブレないMAX(460?)、2つの弾道調整機能を搭載したドロー設計のSFT(460?)、強弾道&低スピンで飛ばすLST(440?)の3種類となる。

 G430ドライバーのテーマは「激飛」。空気抵抗を軽減するタービュレーター(クラウン状の突起)はG30からずっと搭載されているが、スピンシステンシー・テクノロジーという上下の打点がブレても飛距離ロスを防ぐ新技術と、前作よりも薄くなったフェース(中心部は6%、周辺部は9%薄い)により「激飛」になるという。

 飛ばし屋のトニー・フィナウ(米)が今作と前作の「LST」を打ったデータを見ると、初速は81m/s(1m/sアップ)、打ち出し角は11度(1度アップ)、スピン量は2500rpm(100rpmダウン)、キャリーは318ヤード(8ヤードアップ)、飛距離は330ヤード(8ヤードアップ)と、低スピンながら高さも出て飛んでいることが分かる。

 実際に試打ブースでLSTドライバーを打ったセキは「構えやすく、フェースが少し小さいので軌道もイメージしやすい。打感はフェースにくっつく感じ。少しミスしても曲がらない。黄色は私のラッキーカラーなので嬉しい」。

 また、永野は「ヘッドは小さいが気にならない程度。ターゲットに構えやすい。(使用していたG425 MAXよりも)初速も上がってスピン量が減って、キャリーが5〜10ヤード伸びたのでLSTの投入を決めた」とコメントした。

 今週の米男子ツアー、ZOZO チャンピオンシップ(千葉県/アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ)に出場するキャメロン・チャンプ(米)らも新作で挑む予定。G430シリーズ(ドライバー、フェアウェイウッド、ハイブリッド、アイアン)が人気になることは間違いなしか。なお、G430シリーズ(一部除く)は11月11日に発売となる。

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