久常涼が日本人初の欧州ツアー新人王に「すごく嬉しい」

　久常涼が28日、日本人選手として初めてDPワールドツアーの新人王（サー・ヘンリー・コットン・ルーキー・オブ・ザ・イヤー）に選出された。

　昨年11月のQスクールを突破してDPワールドツアーの出場権を得た久常は、今年9月のカズー・オープン・ド・フランスでツアー初優勝を飾るなど、27試合でトップ10入り8回を記録。年間ポイントランク上位10人（有資格者を除く）の資格で来季の米ツアー出場権を獲得した。

　久常は「新人王が獲れてすごく嬉しいですし、一生懸命頑張ってフランスで勝って、DPワールドツアーの日本人チャンピオンになれたことも嬉しかったです」と喜んだ。なお、同賞はこれまでジョン・ラーム（スペイン）、ブルックス・ケプカ（米）、セルヒオ・ガルシア（スペイン）らが受賞している。