菅沼菜々「びっくり」 寺西飛香留とともに男子ツアーで初のイーブンを記録
更新日:2025/04/27 21:10
掲載日:2025/04/24 21:08
24日、国内男子ツアーの新規大会、前澤杯(千葉県/MZ GOLF CLUB/6652ヤード・パー70)が開幕。初日に歴史的な記録が生まれた。
推薦出場の菅沼菜々が2バーディ、2ボギーの「70」でラウンド。同ツアーにおいて女子プロが初めて「イーブンパー」を記録する快挙を成し遂げた。また、男子ツアーメンバーの寺西飛香留も3バーディ、3ボギーの「70」で回り、同じくイーブンパーをマークした。
これまで男子ツアーに挑戦した女子プロはミッシェル・ウィー(米)や宮里藍ら4選手いたが、すべてオーバーパー。ウィーが2005年のカシオワールドオープン(パー72)で記録した1オーバーが最少だった。今回、菅沼と寺西の二人が初めてオーバーパーの壁を破った。
記録を聞いた菅沼は「その記録は知らなかったので、聞いてびっくりしました」と驚きつつ、「ショットの調子はとても良かったです。前半の1番と8番ホールは物理的に届かなかったのでボギーになりましたが、それ以外は満足しています」と笑顔を見せた。寺西も「アンダーパーで終わりたかった気持ちもあります」と悔しさを滲ませつつも、「良いスタートが切れたと思います」と2日目以降の記録更新に意欲を燃やしている。
また、菅沼は石川遼、片山晋呉とラウンドしたことについては、「テレビでずっと観ていた方と一緒に回らせていただき、朝はすごく緊張しましが、実際に回ってみるととても楽しくて、リラックスしてプレーできました」と振り返った。