デシャンボー、グリーンマイルで失速も8位　6打差を追う最終日は「ガンガン攻めていくしかない」

　海外男子メジャーの全米プロゴルフ選手権は17日、ノースカロライナ州のクエール・ホローC（7,626ヤード・パー71）で第3ラウンドが行われ、ブライソン・デシャンボー（米）が5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「69」を記録。通算5アンダー8位タイで最終日を迎える。

　17位タイからスタートしたこの日は1番パー4で幸先良くバーディを奪うと、7番パー5、8番パー4で連続バーディ。さらに14番パー4、15番パー5でも連続バーディと快調にスコアを伸ばす。

　しかしツアー最難関の上がり3ホール、グリーンマイルに落とし穴が待っていた。16番パー4でこの日初のボギーを叩くと、17番パー3はまさかの池ポチャで手痛いダブルボギー。「ちょっとしたジャッジミスで3打失ってしまった」と悔しがった。

　それでも6打差を追う残り18ホールに向けて、「不利な状況になったから明日はガンガン攻めていくしかない」と闘志をみなぎらせるデシャンボー。2020年、2024年の全米オープンに続くメジャー3勝目を諦めていない。