5位浮上のマックス・ホーマに復調の兆し「ゴルフが楽しくなってきた」
更新日:2025/05/17 13:33
掲載日:2025/05/17 12:28
海外男子メジャーの全米プロゴルフ選手権は16日、ノースカロライナ州のクエール・ホローC(7,626ヤード・パー71)で第2ラウンドが行われ、マックス・ホーマ(米)が1イーグル、6バーディ、1ボギーの「64」を叩き出し、通算5アンダー5位タイに急浮上した。
「昨日と似たプレー内容だったが、今日は風がなくてやりやすかった。ここ数か月で最も自分らしいスイングができた」と1オン可能な14番パー4ではもう少しでホールインワンというショットを披露した。
ここ2年半は勝利がなく、今季は11試合中5回の予選落ちと苦しんでいるが、2週間ほど前にコーチと本音で話し合い、自らの感覚に基づいたスイング修正を行ったことで「2022年、2023年のスイングに近づいている」と復調の兆しが見えている。
また、クラブ変更も功を奏し、ヘッドスピードがアップ。精度と飛距離を兼ね備えたドライバーショットが好スコアに繋がった。アイアンについては「方向性は良くなってきているが、距離の調整と攻めどころを見極める必要がある」と改善の余地がある様子。
メジャー大会で思ったような成績が残せないことが課題だったが、今年はマスターズで12位タイと健闘。「以前はメジャーで結果が出ないと言われていたが、今は逆。ゴルフって不思議」と笑う。週末に向けては「ゴルフが楽しくなってきた。自分のスイングを信じて、今週はこのコースで結果を出したい」と意気込んだ。