USTマミヤのLIN-Q(リンク)が日本上陸 BLUE EXは叩けるシャフト
my caddie 編集部です。
8月24日、USTマミヤは2019年にアメリカで誕生したブランド「LIN-Q(リンク)」から中元調子の「LIN-Q BLUE EX」を10月6日に発売すると発表しました。
日本に上陸するリンクはPGAツアーではゲーリー・ウッドランド選手、リッキー・ファウラー選手らが使用。「ATTAS(アッタス)」とは異なり、リンクのメインターゲットはハードヒッターです。
特徴は高強度・高弾性で超低重量のトレカT1100Gをフルレングスに、トレカM40Xを先端に採用し、Qファイバーというナノアロイを配合した素材を配置した「Q・Ply Core(キュー・プライコア)テクノロジー」を採用しているところ。
このテクノロジーがエネルギーロスを抑えることでディスタンス性能に加え、コントロール性能を重視した叩けるシャフト、「振り心地と弾道がリンク」するシャフトになったといいます。
試打した感想としてはコンセプト通り、叩けるシャフト。思い切り振ったミスショットでもチーピンのイメージはなく、右に抜けたとしても強い球がそのまま突っ走る。捕まるヘッドとリンクを合わせれば「捕まるフェード」も実現しそう。
しかし、ある程度のHSがないと球が上がらない印象を受けたため、球が低い方やHSが遅めの方はアッタスジャック。また、やさしく捕まるという感じでもないため、捕まえたい方はアッタスキングがいいでしょう。
とはいえ、リンクはかなりしっかりしているシャフトなため、重量を落とすか普段のよりもソフトなフレックスを選択すれば、アベレージゴルファーでも打てなくはないと思いました。
価格は55,000円(税込)とアッタスよりも1万円ほど高いですが、担当の方によると、高品質な素材を使っていてこの価格に抑えられているのは「お得」。また、アッタスはなくならず、今後はリンクとアッタスの2ブランド体制になるとのこと。
日本ツアーだと金谷拓実選手、市原弘大選手、原英莉花選手らがアッタスを使っていますが、リンクに切り替えるのか注目ですね。
■スペック詳細
商品名:LIN-Q BLUE EX(リンク)
重量:50g、60g、70g台
フレックス:R、SR、S、SX、X(50g台)、SR、S、SX、X(60g台)、S、X(70g台)
価格:55,000円(税込)
■USTマミヤ