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PXG Japan、アイアンシリーズ「0311 GEN7」と「Suger Daddy III」ウェッジを新発売

更新日:2024/08/20 14:27
PXG Japan、アイアンシリーズ「0311 GEN7」と「Suger Daddy III」ウェッジを新発売

 

my caddie 編集部です。

PXG Japan合同会社は、フラッグシップモデルの7代目となるPXG 0311 GEN7 アイアンシリーズ(2モデル)と、ゴルフをもっと楽しみたいゴルファーに向けた新シリーズ「PXG Black Ops」、新たな革新をもたらすPXG Suger Daddy III ウェッジを2024年8月23日に発売すると発表しました。

ゴルファーニーズに合わせて最大限のパフォーマンスを発揮する3種のアイアン

フラッグシップモデルとされるアイテムはXG 0311 GEN7の2モデル。USGA規制の限界まで反発係数を高めることで、ゴルフ史上最も薄い0.050インチのフェースと、軽量かつ革新的な内部ポリマー「Quantum(クオンタム)COR)」を組み合わせた構造が特長です。

このポリマーは非常に軽量で、コアの質量を減らし、クラブヘッドの後部周辺により多くの重量を配置して、慣性モーメントを大幅に向上できる素材とのこと。PXGの部分肉厚フェース技術と組み合わせることで、フェースのたわみを最大化し、驚異的なボールスピードと素晴らしい打感・打音を実現するとのこと。

このシリーズのラインアップは、中級者から上級者向けに設計され、操作性と許容性の理想的なバランスを実現させた「0311 P(#4-9、W、G)」と、初級から中級向けに設計され、より大きなヘッドとオフセットで優れた飛距離性能と寛容性をもたらす「0311 XP(#4-9、W、G、S、L)」の2モデルです。価格は1本35,200円(税込)~。

PXG Black Ops アイアン

さらに、新シリーズとして加わったのは、もっとゴルフを楽しむことに特化した設計で、幅広いプレーヤーに対応したPXG Black Ops アイアン。厚いトップブレード、大きなフェース、および大きなオフセットが特徴です。

デュアルキャビティデザインにより、クラブの中央から質量を取り除き、重量をクラブ外周りに再配分して慣性モーメントを大幅に向上。内側のキャビティには、PXG独自のXCOR2テクノロジーが充填されており、ヒールからトゥそして高低のミスショットに対する寛容性を向上させたモデル。価格は1本26,400円(税込)です。

見た目のカッコ良さと安定したスピン性能に魅了されるウェッジ

PXG シュガーダディ III ウェッジ

Sugar Daddy III ウェッジは、高強度の8620ソフトカーボンスチール製で、トリプルフォージド(3回鍛造)が施されています。このプロセスにより、素材の強度が増し、溝の寿命も延ばすことができ、優れたフィーリングと外観に。加えて、精密なミーリングプロセスを通じて、すべてのヘッドデザインが正確な仕様で製造され、高い精度で一貫したパフォーマンスを提供します。

フェース面には、弾道とスピンに特化したワイドグルーブパターンを採用。ゴルファーに、より多くのコントロール性能と安定性をもたらします。ワイドグルーブにしたことで、ボールとより深く接触し、一般的なウェッジと比較して約25%も接触面積が増えます。深く接触できることで、ドライコンディションでの摩擦は改善され、スピンを増加させます。

また、ワイドグルーブは水や汚れを排出し、ウェットコンディションでも、滑りを軽減して、スピンを維持します。グラインドはS(10度)、BP(12度)、C(7度)を用意。ソール形状、フェース溝が異なり、ゴルファーの好み、用途、コース状況に合わせてベストな組み合わせがチョイスできるラインナップになっています。価格は60,500円(税込)~。

全アイテムを試打! それぞれの違いがわかりやすく、ベストチョイスができる


発売に先駆けて、試打させてもらう機会があったのですが、XG 0311 GEN7 アイアンシリーズは、ヘッド内部にポリマーが入っている効果で、打ったときの感触は心地よく、ボールを運んでいくような感触が得られました。

パチンと弾く感じはないのに、高い反発力で初速が出ているようで、特にXPのほうはトラックマンのデータでも安定して飛距離が出ていて驚きました。単なる試打とはいえ、専任のフィッターがスイングを見ながら、最適なシャフトをチョイスして打たせてくれるので、自分に合ったクラブがどんなスペックなのか、すぐにわかります。


XG 0311 GEN7 アイアンシリーズと、Sugar Daddy III ウェッジに関しては、ヘッドに搭載されているウェイト部分の交換が可能で、ヘッドの重さや重心位置を自分仕様にカスタマイズできます。

「替えても、そんなに変わらないでしょ?」と、打つ前までは思っていたのですが、これが違うんです。スコアは100前後のアベレージレベルですが、それでもはっきり違いを体感できました。

実は打ち比べてみるまでは、自分は下手だから、高慣性モーメントモデルのBlack Ops アイアンくらいしか使いこなせないと決めつけていたのですが、実際には0311 XPの高い飛距離性能と安定感に魅了されました。価格的にはBlack Ops アイアンが魅力ですが、打ち比べると「高いけど0311 XPの性能にすごく惹かれる」自分がいました。

さらに、Sugar Daddy III ウェッジは、ミスにも強そうな安心感でアプローチショットに自信を持たせてくれます。中でもBPグラインドは、フェース全体に溝があるフルフェースグルーブを採用しているので、フェースのどこに当たっても、大丈夫という気持ちにさせてくれます。

フィッターにお任せして、ヘッドの重りとシャフトを替えていろいろ試してみたのですが、パフォーマンスの違いを顕著に感じることができました。みなさんにも、ぜひ試して欲しいと思いました。

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