進化を続けるオノフ(ONFF)アイアンを徹底解説してみた!
オノフ(ONOFF)アイアンは、革新的なテクノロジーと洗練されたデザインを融合させ、やさしい打ちやすさと、安定した飛距離性能を同時に実現しているのが魅力です。
初心者から上級者と幅広いゴルファーが扱いやすいように工夫されていますが、どのアイアンが本当に合うか分からないという方も多いと思います。そこで、この記事ではオノフアイアンの特徴や選び方を紹介します。
オノフは、フィッシング業界の世界的な企業「グローブライド(旧ダイワ精工)」を親会社に持ちます。
ゴルフ事業は1990年代には約150億円の売上げがありましたが、2001年には25億円まで落ち込みました。そこで、再建のため2002年に開発されたのがオノフです。オノフは、販売開始の初年度で2倍を超える65億円の売り上げを記録しました。
オノフは、日本製の高品質と細部へのこだわりが感じられ、その一つがクラブの生産地です。
他メーカーは、製造から組み立てまでの過程で一部を中国や台湾に外注するケースが多い中、オノフはメイドインジャパンにこだわり、製造から組み立てまで全て日本製で、職人技や製造工程に至るまで日本の「ものづくり」を継承しています。
アイアンを選ぶ時には3つのチェックポイントがあります。オノフにはそれぞれ異なるタイプのアイアンがありますので、最適なクラブを選びましょう。
ロフトとはフェース面の傾斜角のこと。傾斜が大きいほど球が上がり、バックスピン量が増えますが、飛距離は落ちます。飛び系と呼ばれるアイアンは、従来のものより1~2番手ロフト角を小さくして、飛距離が出るように設計されています。
飛び系アイアンは、その名の通り飛距離は出ますが、スピン量が減るので止まりにくく、コントロールが難しいです。オノフアイアンで真っ直ぐ遠くに飛ばしたい方は「AKA」、ボールを操作してグリーンでピタッと止めたい方は「KURO」がおすすめです。
ライ角は、ソールを地面と平行になるように置いた時の角度です。構えた時にトゥ側が浮いた状態がアップライトで、ボールが捕まりやすくなります。逆に、ヒール側が浮いた状態がフラットで、フェード気味のボールになります。オノフではライ角調整をしてくれるサービスがあります。
クラブが軽すぎると手打ちになるため、トップが出やすくなります。逆に、重すぎるとクラブに振られてダフリになりやすくなります。カーボンシャフトは軽いため飛距離は出ますが、手打ちになりスイングを崩す原因にもなります。オノフアイアンはカーボンとスチールのシャフトが用意されているので、自分に合うシャフトが選べます。
オノフはやさしさとアスリート志向を兼ね備えた「ラボスペック RB-247M」、エンジョイゴルファー向けの「AKA」、アスリートゴルファー向けの「KURO」、女性ゴルファー向けの「ラボスペック FF247 LADY」の異なる4つのラインナップがあります。ここではそれぞれ異なる、オノフアイアンの特徴と選び方について紹介します。
AKAアイアンの飛距離性能とやさしさ、KUROアイアンの操作性とフィーリングを融合させた高性能アイアンです。
ヘッドサイズは従来のままで、センター重心設計にすると重心距離も長くなるためヘッドサイズも最適化。左右のブレに強くするため、フェースセンターに重心を設定。打点とスイートスポット位置を近づけることで、飛距離のロスを軽減して距離がブレないように進化しています。
発売前の試打&フィティングにて購入即決。
バックフェースのデザインが良いのが即決理由の第一。試打にてAKAとKUROも試したが打感の良さでこちらに決定。飛距離はAKAとKUROの中間位だったのでロフトを1°立てた仕様で購入。
クラブヘッドのバック面にブルーの鋼色に光るバッジと無骨さのある銘板デザイン。ボディには肉厚の銘板を採用して、キャビティが目立たない外観。美しいハーフサテンとバック面にミラーを施したオノフらしいこだわり。
ロングからショートに番手が移行するにつれて、バック面の先端側の肉厚を増加させた、つかまりを抑える設計。
フェースの打点エリア外(上部)は1.65mmの極限に薄い肉厚、実打点面(下部)は2.15mmの肉厚にすることで反発力と反発効率を高めています。Lカップフェース構造の進化により、トップ気味のオフセンターヒットで飛距離のロスを軽減。トゥとヒール部分に3本の溝(フルコアグループ)を施し、高初速エリアを左右に拡大しました。
活躍しているオノフ契約の女子プロのアドバイスをもとに、ダフリにくく抜けのよいハイバンス設計を採用。さまざまなシーンで精度の高いショットがやさしく打てます。
スコアライン(横方向)と縦と斜めにレーザーミーリングを入れることで、安定したスピン量を確保。どんな状況からでも安定したスピンでピンをデッドに狙えます。
ターゲット弾道をイメージしやすい、構えた時に優しく感じる安心感を残した、ほどよいサイズの顔つき。反発性の高いフェース素材を採用。ソールの下部にバイブレーションスタビライザーを充填して、ソフトな打感を実現しました。
ヘッドにマッチするブルーのシャフトに、落ち着いた高級感のあるマット仕上げを採用。ダイワのカーボンテクノロジーが生み出す、シャフト先端に比重が大きいタングステンを含有させて、方向性を不安定にするトゥダウンを抑え、方向安定性を高める、オリジナル高機能軽量カーボンシャフト。
「全てが芯のやさしくまっすぐ飛ばせるキャビティヘッド」を実現するため、打点のブレに強い重心設計と高反発を実現した全芯ヘッドが特徴で、ゴルフを楽しむため高い打ち出しと飛距離を伸ばすテクノロジーを重視しています。
ルックスは、幅広のソールと厚めのトップライン、後方のキャビティカットが特徴の初級者から中級者向けのクラブ。AKAアイアンの特徴は、構えやすいデザインと左右の打点ブレを防ぐため、フェースセンターに重心を設定していることです。
同組の方が使用していたので、「オノフのクラブは値段が高くなければもっと売れるのに、マーケティングのミスだよね」という話題で盛り上がりました。すでにダイワの出張試打会でお試しさせてもらっていたので良いのはわかっていました。
同組の方が「コースでうってみませんか?」とお勧めしてくれたのでお言葉に甘えて7番を試しました。ややラフで有ったために傷つけたり、汚さないようにトップ気味に打ちましたがそれでも球は高く上がり、距離も150ヤード近くまで転がりました。易しすぎます。FWで打って今のG425よりも転がったら嫌なので試打はそこまでにしました。
おそらく赤道やや下位に当たったかと思いますが高く上がるし、キャリーも出るし、トップ気味(とは思えないほど上がりましたが)だったせいか少し転がってしまいましたが、試打会ではスピンも掛かっていました。初心者にお勧めです。自信を持ってゴルフ出来るようになると思います。ここから始めるには超お勧めです。
AKAアイアンは、飛び系アイアンに見られる構えた時に違和感を感じる機能系優先のヘッド形状ではなく、安定感があり構えやすいシャープでオーソドックスなヘッド形状です。
ヒール部分のふところを広くして、アドレス時の安心感をアップした機能性と構えやすさを両立した形状の飛び系アイアンに仕上げられています。
フェースを2段階の肉厚にすることで2つの効果を実現しました。
①最大たわみと実打点の位置
AKAアイアンのフェースは打点エリア外(上部)は、極限に薄い肉厚の1.5mm、実打点部(下部)を強度限界の2mmの2段階の厚さに設定。この設計によりフェース下部のたわみをアップするパワートレンチが実現され、反発力を大幅にアップ。
②トップ気味のオフセンターヒットでの初速のロスを抑える
トップ気味のオフセンターヒットでの初速のロスを減らし、飛距離のロスを低減。また、ヒール部分の肉厚を削減して、ヒール側の高初速エリアの拡大を実現。
限りなく純度の高いタングステン合金ウェイトを、ソール部分のトゥ側に集中配置することで、低重心化、深重心化を図り、打ち出し角を確保することで高弾道を生みます。また、芯が広く、ボールが捕まるため、左右のブレに強く、どこで打っても真っ直ぐ飛びます。
従来のクラブの重心位置は、センターよりややヒール側に設計されていますが、AKAアイアンはよりフェースセンターに重心を寄せることで、低重心、深重心と合わせて左右のブレに強い、方向性に進化した優れた「全芯ヘッド」を実現しました。
バックフェース部分にABS樹脂の新バッジを採用することで、インパクト時の振動を抑えて、ソフトな打球感と心地良い打球音を実現しました。
フェース裏のトゥをヒール部に3本の溝を施すことで、左右の反発エリアを拡大。これにより、左右の打点に打点がブレでも、飛距離ロスを最小限に抑えます。
AKAオリジナルシャフト「SMOOTH KICK MP-5421」は、どこで打っても真っすぐ飛ばせる全芯ヘッドとのマッチングを追求した、スムースなしなりのカーボンシャフト(中調子)。番手ごとの振り心地が同じように、シャフトの重量と番手ごとのトルクを最適化した番手別シャフトです。
フォージドアイアンKUROは、オノフ契約プロの監修に基づき開発。番手ごとにやさしく、正確に狙うゴルファーに最適なアイアン。セミオートマチックな高性能中空アイアンが、更なる高弾道と飛距離で、ピンを狙えるアイアンに進化。上級者からのニーズに応えるため、あらゆる機能を持ったクラブです。
ミズノプロ223はとても良いアイアンなのですが自分の腕前では練習場では良くてもコースに行くと。。。
方向性と寛容性を求めて買い替えの第二候補だったので試打しました。
試打結果は満足できる内容でした。
飛距離は若干UPしました。方向性は直進的です。高さはミズノプロ223以上!寛容性は格段に良い!!
買っちゃいました。
プロのアドバイスをもとに設計されたヘッド形状に、独自の中空構造を取り入れ、構えやすく、振り抜けがよく、ラインを合わせやすい、これまでにない高弾道と飛びでピンを狙える中空フォージドアイアン。反発力の高いフェース材ながらも、実打点部を肉厚設計にすることで、ツアープロも満足する柔らかい打球感を実現。
ヘッド内部に特殊振動吸収樹脂を注入することで、全ゴルファーを満足させる柔らかさの中にも、弾き感のある打球感を実現しました。
フェース材に高強度の特殊バネ鋼「SAE8655」圧延材を採用。また、前作よりフェースの肉厚を薄くすることで、フェースの反発力を上げ、ミスショットでも飛ばせるアイアンへと進化しました。
スピン性能を安定させる高精度なレーザーミーリングをフェース面に施し、ウェットなライからでも圧倒的に安定したスピンで、ピンをデッドに狙うことができます。
番手ごとに最適な弾道と方向性の操作性を生み出すために重量、トルク、振動数、シャフトバランスポイントを番手別に設計。振りやすくナイスショットの確率を高める「DAIWAのカーボンテクノロジー」から生まれた独自シャフトは、しっかり振っても当たり負けせず、飛距離性能も備えた中調子のカーボンシャフトです。
オノフでプレーするゴルファーのために最適なクラブを提供する「オノフラボスペック」。遠くに飛ばすことをコンセプトに、さらに全芯設計の圧倒的なやさしさが加わりました。
限りなく純度の高いタングステン合金ウェイト(比重17)をソール部に集中配置して、さらなる低重心化を実現し、ソールバックサイドに配置。従来では実現できなかった低重心、深重心化を実現。ストロングロフトでも高い打ち出し角を確保して高弾道を生みます。
飛び系アイアンを追及し続けるオノフ独自のアイアン専用フェース構造は、フェースを2段階の肉厚に設定して、フェース下部のたわみをアップ。FFアイアン専用のパワートレンチとLカップフェース構造により、オノフアイアン史上最大の実打点反発力を実現しました。
黒を基調としたシックなデザインにレッドカラーをアクセントにすることで、上質でありながら、精悍なデザインに仕上げました。
商品名 | 画像 | 累計の 総合評価 |
価格 | スペック | クチコミ 件数 |
やさしさ | 構えやすさ | 操作性 | 打感 | 方向性 | コスパ |
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オノフ アイアン ラボスペック RB-247M |
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137,500円(5本)~ |
ヘッド素材:軟鉄 ロフト角(#7):30.5° ライ角(#7):61.5° |
1件 | |||||||
オノフ アイアン AKA(2024) |
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121,000円(5本)~ |
ヘッド素材:ステンレス ロフト角(#7):28° ライ角(#7):62.5° |
8件 | |||||||
オノフ フォージド アイアン KURO(2023) |
|
121,000円(5本)~ |
ヘッド素材:特殊バネ鋼SAE8655圧延材フェース、軟鉄 ロフト角(#7):32° ライ角(#7):61.5° |
14件 | |||||||
オノフ アイアン ラボスペック FF247 |
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165,000円(5本) |
ヘッド素材:高強度AM355P、タングステン合金ウェイト ロフト角(#7):24° ライ角(#7):61.5° |
0件 | |||||||
オノフ アイアン ラボスペック FF247 レディ |
|
165,000円(5本) |
ヘッド素材:高強度AM355P、タングステン合金ウェイト ロフト角(#7):25° ライ角(#7):61.5° |
0件 |
オノフアイアンを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。飛び系アイアンとして有名なオノフは、異なる4つのラインナップがあります。飛距離だけでなく、やさしさや構えやすいデザイン、ミスショットを緩和するデザインはゴルファーの強い味方です。
この記事を参考にご自身に合うオノフアイアンを見つけてみてはいかがでしょうか。