スイングタイプからおすすめのシャフトを提案する「TensorGolf」を体験
my caddie 編集部です。
先日、テンソル・コンサルティング株式会社による、画像系AI技術を活用したスイング診断システム「TensorGolf(テンソルゴルフ)」を体験してきました。
同社の事業内容は「数理モデルに基づく経営コンサルティング業」とゴルフの会社ではないのですが、データ分析やAIなどのノウハウを生かしてテンソルゴルフというシステムを開発しました。
テンソルゴルフは、スイングの中でクラブが最も加速する部分を解析し、4つのタイプ「切り返し型・中間型(振り下ろす途中)・インパクト型(インパクト直前)・複合型(切り返しとインパクト直前)」に分けるというもの。
解析方法は簡単で、iPad、iPhoneで撮影した斜め後方からのスイング動画を読み込むだけ。室内で撮影した動画であれば解析できるため、例えば、生徒がコーチに動画を定期的に送って、コーチが確認することも可能です。
実はテンソルゴルフがリリースされたのは数年前。今回新たに加わったのが、シャフト提案です。
筆者はインパクト型でした。インパクト型は手元がソフトで、先端がハードのシャフトが合うとのことで、三菱ケミカルの「ディアマナ GT70」や「テンセイプロオレンジ 1K」などが提案されました。
なお、切り返し型は手元が硬いシャフト、中間型は全体がしなるシャフト、複合型は手元と先端がソフトなシャフトがマッチするそうです。
今のところは法人向けサービスなので、テンソルゴルフが導入された場所でしか利用できませんが、将来的には一般向けにリリースされるのではと思います。
テンソルゴルフを試したい方は、アジア最大のゴルフ市場、ジャパンゴルフフェア(3月7日~9日/神奈川県・パシフィコ横浜)に足を運んで、スイングタイプと推奨シャフトをチェックしてみて下さい。